記憶に刻まれる「音」
id:jackaliさんの長崎の旅の日記に、風の音の事をコメントしながら、フと思った事がある。私って、旅には音楽を連れて行かないよな、と。
私の場合、旅には音楽を敢えて連れて行かない。その瞬間に「そこにある音」を聴きたいから。
飛行機や車のエンジン音も、電車の車輪の音も、全部「そこにある音」
街の喧騒も、人の声も、動物の声も、全部「そこにある音」
雨粒が落ちてくる音も、風の音も、波の音も、全部「そこにある音」
街角に流れる音楽も、子供が歌う歌も、全部「そこにある音」
さまざまな「そこにある音」が、私の記憶に刻まれる。旅の記憶として。
長時間の移動中退屈しない?と訊かれる事もあるけれども、それがぜーんぜん!(笑)航空会社によっては、機内にイヤホンすら置いていない事もある。そんな時は、言葉は解せないけれども機内誌を眺めたり、考え事をしたり。そして、目蓋が重たくなったら閉じるだけ!(笑)
私の記憶に、新しい「そこにある音」が刻まれるのは何時だろう。
最新!?の「音」は約半年前か・・・。そろそろ記憶が、新しい「音」を刻みたがっているのは言うまでもない(笑)