2007-01-01から1年間の記事一覧

チベットの空、松本の空

空の青さと雲の白さに心が震える。 青と白の強いコントラスト。色の持つ美しさに心を奪われたチベットの空。 ラサは標高が3,300メートルと高く天に近いから空が美しいのか。松本市の標高は600メートル弱なんだそうだが、その空の色はチベットの空を彷彿させ…

ケンタッキーでも、ブッシュ・ド・ノエルでもなく

木々がすっかり葉を落とした茶色い山の所々に雪が残る様子は「ブッシュ・ド・ノエル」にも見える。あ、世の中的にはクリスマスだったワケね〜と思いながらバスの窓から眺める信州の風景は、どことなくチベットの風景に似ているような気もした。フと、でも猛…

流れる水、行き場のない水

現実は眠っている筈なのに、”これでもかっ!!!”ってくらいに笑顔が止まらない感覚。何でだろ?仄かに良い予感の前兆?とでも言うか、何と言うか。上手く言葉では言い表せない感覚を覚えた一昨日の夜。昨日会社を辞める事が決まった。 先月のプチ家出の後、…

門を隔ててそこに在る世界

早起きして朝風呂。朝の冷たい空気と木々の香りが何とも心地良い。幾分「解毒」されたのか、気色のワルい部屋で一夜を明かした割りには(実際は爆睡していたが)猛烈に爽快な気分だ。紅葉の季節はとっくに終っているのか、箱根湯本の木々の葉は紅色が少なく…

気色のワルい部屋

冬なのにフラフラと蚊が飛んでいる部屋。冬なのに「ベープマット」を使う部屋・・・。箱根湯本の温泉宿の部屋は、微妙〜に”気色のワルい”部屋だった・・・。半ば発作的にプチ家出をした事もあり、あれこれ考えずに「数奇屋造り」と言うだけでサクッと宿泊を…

お城の敷地で象を何度もチラ見する

敷地の中には何故かサル山ならぬサル檻と、パオーンと鼻を伸ばした象。 「お城の敷地に何故象さん!?」と思った小田原城。以前、新幹線の車窓から小田原を通り過ぎる時にお城が見えた事を思い出す。小田原では先ず昼食を取るつもりだったのだが、お城は駅か…

鶏粥を食べながら増長する考え事

午前10時。横浜中華街。 謝甜記で「鶏粥」を食べる私の頭の中は、考え事が勢力を増して北上する台風の如く増長しまくっていた。昨夜のヤバイ街で目の当たりにした光景の事。微塵の罪悪感も感じず会社をズル休みして、こうして鶏肉のどっさり入ったお粥を食…

駅を挟んで真逆の世界が存在する

中華街の外れの特に有名でも何でもないお店で「豚バラあんかけご飯」を食べながら思う。むぅぅ・・・この店の場所、店構え、店内の感じ。 何か初めてではないような・・・。あ・・・もしかして・・・。 昔、レジのおばちゃんが「フカヒレ麺」の代金2800…

プチ家出の果てズル休みする

月曜の朝。 「体調が悪いので休みます」と会社に電話を入れる、横浜中華街からそう遠くないゲストハウス(所謂”安宿”)の部屋から。どうにもズル休み。でも、罪悪感は微塵もない。ここ数年来、事ある毎に”相当バカげたお達し”や”相当意味のない指示”を出し続…

「壁」や「ハードル」を飛び越える人たち

先週、朝の空気に冬の気配を強く感じる。 フと毎年冬になると仕事で酷寒の地に行く友人の顔が浮かんだ。「今年はいつ行く?時間があれば会おうな」とメールすると「残念明日成田直行」と言う”全部が漢字”の返事が・・・(笑)その余裕なさそげな感じ(句読点…

過度のストレスがもたらすもの

他人様から見れば全く気にならないような事が、当事者にとっては何気に忌々しき問題だったりする事がある。ひと月程前の事だった。 リップグロスを塗る為に中途半端に開いた口から覗く前歯を見てギョッとする。え!?何!?この前歯!???(汗)よーく見る…

シュライヒと言う「ほのぼの」

決して可愛くデフォルメされてはいない。むしろ実物を忠実に再現している。だからこそ、動物たちの「素の魅力」がじわじわと伝わって来る、ドイツはシュライヒ社(Schleich社)の動物フィギュアたち。以前から何気に気になっていたシュライヒ社の動物フィギ…

「MOG」と呼ばれる人たち

会社、と言うか企業と言うところには「CEO・最高経営責任者」とか「COO・最高執行責任者」とか「CIO・最高情報責任者」など、その役職を”アルファベット三文字”で呼ばれるエライ人たちがいたりする。で、私の勤務する会社には役職的にエラくはないのだが、そ…

思いもよらぬ行動をする猫にはつい発狂しそうになる(笑)

土鍋の中で丸〜くなってスゥスゥと眠る仔猫たち。 んあぁぁーーーっ!もう、発狂するほどカワイイんですが、「ねこ鍋」雑誌SPA!によれば、現在世の中的には空前の「猫ブーム」なんだそうだ。猫って事は「猫族」もブームになりつつあるんだろうか。 私はチー…

「ビニール袋じゃない」と主張するバッグ

10日ほど前、名古屋の地下鉄東山線名古屋駅のホームで若そうな女性が”かなり近い過去の、ちょっと懐かしい代物”を持っていた。嗚呼、コレって一時結構話題になったんだわな、アニヤハインドマーチの「I'm Not A Plastic Bag」本来の使用目的は「エコバッグ…

「引き算の積み重ね」の威力

いくらユーロが高くなっているからと言って、「ちょっと、ちょっと、そりゃーないんでないの・・・」と心の中で思わず北海道弁を呟いてしまった伊勢丹の靴売場。東京生活が長い弟が以前「満員の通勤電車でダメになるから、通勤に高価なスーツを着たり高価な…

今年は大河ドラマにハマる

子供の頃、私の家では日曜の午後8時と言えば「NHK大河ドラマ」を見るのが決まり事だった。そのせいで「西遊記」はラスト5分しか見られず、(エンディングの”ガンダーラ”は聴けても、オープニングの”モンキーマジック”は聴けない)次の日学校で西遊記ネタに…

「まこ」「しおん」「ノロ」

数週間前、フと実家に「まこの本(まこという名の不思議顔の猫)」を送ろうと思い立ち寄った本屋さんでの事。偶然目にした本「ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし」のタイトルに軽く発狂(いや、良い意味でですよ)しそうになる。著者は黒猫ノロと共にヨ…

気持ち的に遠い国

ヨーロッパやアフリカの国々と比べて距離的には遠くはないんだけれども、私の中では「気持ち的に遠い国」がある。例えば、北朝鮮とかミャンマーとか。以前ミャンマーの旅を考えていた時、「現在のミャンマーを旅する事は現政権にお金が流れる事になる」と言…

気持ち的に遠い国

東芝の修理センターからパソコンが帰還した。 アローロックキーが解除出来なかった原因は、「スイッチボードの不具合」だったらしい。スイッチボードを交換(今回は無料だった)する事で一件落着したワケだが、新しいパソコンを購入する気満々だっただけに微…

F10キーの呪縛

一昨日の夜から、またしてもパソコンのキーボードが作動しなくなった…。 原因は、またしても突然アローロックキー(Zのキーを押した次の瞬間)が点滅し解除が出来ないのだ。 またかよ…、つーか。 二週間前にキーボード交換修理に出したばっかりなワケで。 取…

リアル厄年42歳年齢詐称男

それは二ヶ月ほど前の事だった。 隣の席の男性社員(二児の父)が周りをやや気にしながら小声で話しかけて来た。「あの、良かったらコレ読んでみて下さい」と。二児の父は何故か表紙を下に向けながら「ブックオフの百円コーナーで買ったんでけど、良かったら…

元暴走族、今妄想族

「ポジティブシンキング」も度が過ぎると「ただの”妄想族”」になるに違いない、と思ってしまった多忙週(今週は年に数回やって来る多忙週だった)最終日・・・。部内の数人で他愛の無い会話をしていたら、開放感!?からなのか、然程会話に入っていなかった…

今も昔も人々の心の底に在るもの

飛騨高山の古い町並みを彷彿させる「おはらい町」は、伊勢神宮の内宮の鳥居前町として発達して来たんだそうだ。江戸時代のようなその町並みには土産物屋や飲食店が立ち並び、お伊勢参りを終えた人たちが溢れている。 「おはらい町」の丁度真ん中くらいに赤福…

秋の色の空。夏の終わりの風の匂い。

お盆休み出勤の振り替え休みが取れる事になったのだが(半ば強引に取った、とも言える)遠くに旅に出るには中途半端な日数だった事もあり今回は帰省する事に。遠くに旅に出ない夏って久し振りだなぁ・・・と思いつつも、東京より10℃近く気温が低く湿度のな…

時節柄!?心霊現象だったのか・・・。

先週始めの事だった。東芝の修理センターからパソコンの検査結果報告が来たのだが、所見を耳にして思わず「んえぇっ!?」と口走る・・・。 「キーボードは正常に作動しました」と・・・。アローロックのランプも点滅しなかったし、パソコン本体にも何一つ異…

んああぁぁ!??

パソコンが…。 直ってなかったワケで(呆然)またしてもF10キーの下が緑色に点滅してるワケです(ア然) 電源は入る。ネットも出来る。でも、キーが動かん!もう、ワケ解んないですわ(ポカーン) もしもの時に備えて写真やらお気に入りやら何やらをCD-Rに移…

ついに壊れたか!?

突然パソコンの様子がおかしくなった・・・。ただ画面を見ていただけなのに、突然画面右上の「ファイル」のところをクリックした時の画面が現れ、キーボードが全く反応しなくなり文字が打てない・・・(汗)おかしい・・・。 フとキーボードを見ると、一番上…

内宮の生命力、躍動感溢れる音たち

外宮から内宮迄は観光バスに乗る予定だったのだが、暑さで頭がぼけーっとしていたせいなのか、うっかり路線バスに乗ってしまう。でも、そのおかげで「猿田彦神社」も訪れる事が出来て良かったケドね(笑)この日は地元のお祭りをやっていた事もあり、内宮は…

伊勢神宮には「夏の色」が溢れる

黄色がかった緑色。茶色がかった緑色。青みがかった緑色。赤みがかった緑色。色鮮やかで、力強く生命力に満ち溢れた夏の緑たち。表情豊かな緑色と、濃密な空色をした空と、切ないくらいに白い雲。自然の色たちが織り成す、当に「夏の色」伊勢神宮にはそんな…