2007-01-01から1年間の記事一覧

赤福本店で「盆」をいただく

実家に住んでいた頃、と或る百貨店の「全国うまいもの大会(と言うタイトルだったと記憶している)」と言う催しに毎回張り切って出掛ける母の目的は「赤福」だった。何でも赤福はこの催しの為に特別に空輸される限定品で、購入数も一人2個迄となっている事…

真夏の太陽と緑と「旅」

先週末、名古屋出張を利用して日帰りで「伊勢神宮」に行って(正しくは参拝?)来る。2週間程前に行った高級エステでも今イチすっきりサッパリしなかった私(むしろ肌がガサガサ!?になったような・・・)そんな時、同じ部署の女性社員が「伊勢神宮って強…

煙草にサヨナラ!

煙草を吸わなくなってかれこれ一ヶ月が経つ。 固い決意の下に喫煙に臨んだワケでもなく、ようやく健康に気を遣うようになったワケでもなく、禁煙ブームに同調したワケでもなく。ただシンプルに”煙草を吸いたいと思わなくなった”のが理由のような気がする。煙…

与那国島から連れて帰ってきたものたち

与那国空港の売店のおばさんに「美味しいよ〜」と勧められ「クバ餅」を買う。おばさんが子供だった頃、クバ餅はお祭りの時に食べる特別なものだったんだそうだ。おばさん曰く、美味しいから幾つでも食べられたんだそうで。クバ餅のクバとはお餅を包んでいる…

与那国島の風景

Nikon D40の旅デビューとなった与那国島の旅。 ファインダーを覗く、と言う動作やシャッターを切る瞬間の”パサッ”と言う音が新鮮だったり、そして何よりも与那国島には撮りたい!と思える風景がたくさんあった事から、今回の旅では170枚近く写真を撮っていた…

与那国空港迄の道を歩く

西レンタカーさんに二日間お世話になった車を返却し、空港へは徒歩で向かう事にする。「空港迄送りますよ」と言うおじさんに「折角だから自分の足で与那国島の道を歩いて空港に行きたい」と言うと、おじさんは「それもいいかも知れないね」と私を見送ってく…

掃海艇「ししじま」でトイレの見学を申し出る

「カレー屋ユキさんち」でわんこの頭を撫で撫でしていると、唐突に島内放送が始まった。島内放送によると、祖内港で海上自衛隊の船が一般公開されているらしい。 へぇ、船かぁ。自衛隊の船の中なんかそうそう見られる機会はないだろうし、折角だから見てみよ…

世界最大の蛾「ヨナグニサン(アヤミハビル」

子供の頃「うーっ!アイツがテレビ搭を壊したとしても、絶対の絶対に家から一歩も出ないぞ」と堅く心に誓った怪獣がいる。蝶々ですら嫌いなのに、アイツは蛾!しかも巨大な!テレビ搭を壊されても(実際、ウルトラマンで札幌なんて田舎のテレビ搭を壊すワケ…

日本で一番最後に沈む夕陽

断崖絶壁が続く与那国島は砂浜が少ない。そして、砂浜そのものもこじんまりとしている。そんな数少ない砂浜の一つでもある久部良にある「ナーマ浜」 穏やかに波が打ち寄せるナーマ浜の堤防には、ヨナグニウマをはじめとする与那国島を象徴するものたちが地元…

海と陸が対峙するサンニヌ台

与那国島の旅から戻って一ヶ月が経つが、ビタミンCの錠剤やビタミンC配合の化粧品のお世話になっている。南の島の紫外線は侮れない。与那国島初日。断崖絶壁が迫る景観に思わず”お尻がムズムズ”(高所恐怖症の人が高い場所に立つとよくなる症状)したサンニ…

「カレー屋ユキさんち」

木々の隙間から射し込む光の下で食べるカレーは野菜をコトコト煮込んだ味がする。久部良にある「カレー屋ユキさんち」 周りを木々や草花に囲まれ、まるで小さな森の中にいるような不思議な感じのお店。 二匹の猫が自由に過ごし、外のベンチの上では一頭の犬…

ヨナグニウマのいる風景

風にたてがみと尾の長い毛がなびく。 遥か先に碧い海を臨む緑色の大地に佇むヨナグニウマは、そこに佇んでいるだけで絵になる。与那国島の在来種であるヨナグニウマは、背丈が110センチほどのやや小柄な馬だ。性格は温厚で人に馴れやすい性質のヨナグニウマ…

穏やかで優しい伏目がちな目

長い睫毛の伏目がちな目。 馬の目はとても優しいけれども、ヨナグニウマは更に優しい目をしている。東崎(あがりざき)の辺りでも牛やヨナグニウマがのんびりと草を食む姿を見る事が出来る。しかも、凄い間近で。東崎の駐車場で車に乗ろうとした時、フと前方…

天然の展望台「ティンダハナタ」

道の両側にはいかにも南国らしい葉をした植物たちが生い茂る。 擦れ違う人も、先を歩く人もいない。聴こえて来る虫たちの大合唱。フとこの辺りには猛烈な数の虫たちが潜んでいるに違いない・・・と思うと思わず鳥肌が立つ(昆虫は苦手なので・・・笑)祖内の…

行く道の先にあるもの

この道の先には一体何があるのだろう。何が待っているのだろう。何を見るのだろう。1秒前は過去で、1秒先は未来。道の先には未来が続く。知らない道を進むのは、、何でこうもワクワクするのだろう。西崎(いりざき)を出発し気の赴くままに海岸沿いの南牧…

与那国島の事、ワケあってお休みします

ここ数日、旅で得た良いものや穏やかな感覚・気持ちがもの凄いスピードで磨り減っている事に気付く。忙し過ぎる仕事。ワガママ過ぎる担当売場のスタッフ。これ迄も相当クセのあるスタッフ何人もと仕事をして来たが、今担当売場のあるスタッフはちょっと異常…

台湾まで111km。与那国島は国境の島。

日本の一番西の果ての地には風が音を立てて吹いていた。 波はどこか気難しそうな音を繰り返し、アゲハ蝶が空に向かってジクザグに飛んで行く。日本の最も西に位置する与那国島は、石垣島からは117km、台湾までは111kmに位置する島で、一年に数回晴れた日…

クラクションの音を耳にする事のない島

ゴールデンウィークでもないのに、与那国島のレンタカーは何故か出払っているようだった。何でも海上自衛隊の船が入港していて隊員がドッと!?借りに来たらしい。むぅ・・・呑気に豆腐チャンプルー定食なんか食べてたからレンタカー争奪戦に出遅れたか・・…

嗚呼!幻の「やしがにそば」

メニューを見て愕然とする。んあ〜!?「売り切れ」ですか・・・。ソレを食べる為のこのお店に来たのに・・・。旅の前、与那国島の事を調べていたら与那国島には「やしがにそば」なる食べ物が在る事を知る。何でもスープはやしがに”だけ”でつくられていて、…

飛行時間23分の空の旅

午前10時一寸過ぎ。石垣空港のレストラン。 バターが溶けたトーストに「黒糖シロップ」をかけて食べる。 バターの塩加減×黒糖のコクのある甘さ、思っていた以上にイイ感じ。美味しい。レストランの窓から見る空は、キッパリとした青さは無くどこかぼんやり…

石垣島の夕空を見ながら思う

故郷の街ではないのに、何故か「戻って来た」ような感覚を憶える。石垣島はちょっぴり不思議な場所だ。思えばこの一年程の間に三度(みたび)沖縄県に上陸した事になる。呼ばれているんだろうな、きっと。石垣島に降り立った瞬間、心がふうっと穏やかになる…

そこは心地よい風が吹く島

日本の西の果てで、この風は一体何処で生まれて、何処からやって来て、何処に向かうのだろう?と思いながら空を見上げる。与那国島は、風の島だった。地図を見ると台北よりも緯度が低い与那国島だが、常に心地よい風が吹いているせいなのか、温暖なアジア独…

明日の夜、石垣島の空に星は見えるのだろうか

結局、連休後半も何故かバタバタしていて・・・。 結局、D40使う機会が無かった・・・(汗)デジイチに関しては、ほぼぶっつけ本番で明日から旅に出る事となり。まぁ、なるようになる、でしょ、きっと(笑)明日の午後、直行便で石垣島に入り石垣島一泊。 翌…

久し振りにファインダー越しに空を見る

まるで不本意に切り取られたような都心の空も、見上げる場所によっては大きいんだって事を改めて知る。ファインダー越しに。午後、日の出桟橋。連休と言う事もあってか水上バス乗り場は人で溢れていたが、海の匂いや都心なのに大きく見える空はこれ迄と変わ…

自転車の仲間の筈なんだけど・・・

正式名称は「原動機付自転車」って言うんだったわ、原付って・・・。自転車で与那国島を巡るぞ〜!と思っていたのだが、ちょっくら調べてみたところ、与那国島は結構アップダウンがキツイらしく自転車での移動は体力自慢の人でもない限り向いてないらしい・…

イライラ虫小爆発

喫煙所にて。隣の部署のいかにも頭の悪い話し方の男(実際バカだ)が灰皿をここに置け、とエラそうに言う。無言で指定された場所にダーン!と言う音と共に置いてみる。「おめーのようなバカにエラそうに言われる筋合いないし」と、イライラ虫小爆発だ。イラ…

イライラ虫爆走中

その男性社員から手渡された表は、何故か罫線の部分のみが手書きだった・・・。そう、その男性社員はおそらくエクセルで表を作る方法を知らない・・・。偉い役職のおじさんは暫し悩んでいるらしく、先ほどから同じ独り言を繰り返していた「何で”を”が出ない…

スーパーポジティブな人

「ビック」で「スーパーポジティブ」な主人公、田中一郎。 「鉄ちゃん」に悪い人は絶対にいなさそうな感じ。 な、何だか微妙〜に面白いんですが「特急田中3号」時と場合によっては「暑苦しい人」にさえ成り兼ねない「スーパーポジティブ人」だが、私自身は…

春の旅のゆくえ

日本の西の果てで、私の目は一体どんな夕焼け空を見るのだろう。春の旅の行き先がようやく!?ほぼ!?決定した。 決定に至る迄の道程にはちょっぴり苦難も。春の旅は、ゴールデンウィークを避けて与那国島に行く事に。 が、しかし。ゴールデンウィークを避…

それは「正しい接頭語」らしい

エスカレーターに乗った瞬間我に帰る。そうだった・・・立つ時は「右」ね。ここは大阪だから。日帰りで大阪に行って来た。 新大阪のホームに降り立った瞬間、東京とは全く違う空気を感じる。何と言ったらいいのだろう。日本の街ではなくアジアの街に漂う空気…