2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いろいろな意味で「振り幅」の大きかった国

現在、トルコでは人口の約65%が30才以下の人たちで占められているんだそうだ。少子高齢化の波がじわじわと押し寄せて来ている日本に住んでいると、全人口の6割以上が30才以下と言う状況が感覚としてよく分からない・・・。トルコでは、私は既に”年寄…

機内食を初めて辞退する

ウズベキスタン航空のオーバーブッキングの恩恵?で、ビジネスクラスでのフライトとなったイスタンブール〜タシケント。午後9時半、ウズベキスタン航空274便は一路タシケントに向かってトルコの地を後にした。因みに、オーバーブッキングでビジネスクラ…

太陽と大地の恵み

そのお兄さんは、何やら白い塊を”にゅーっ”と伸ばしていた。一瞬、お餅に見えなくもないその白い塊は、伸びるアイス「ドンドルマ」だった。吃驚するくらい甘いモノが多いトルコのスィーツだが、ドンドルマは比較的サッパリとした甘さで、食感は普通のアイス…

そこは、優雅な鉄道の旅の始まり

その名称を聞くと、どうにも次には「殺人事件」と言うフレーズが浮かんでしまう・・・或る意味困ったものだ。ヨーロッパからの鉄道が発着するスィルケジ駅のオリエント急行(ORIENT EXPRESS)専用のホームに隣接したレストラン。ちょっぴり早めの夕食のメニ…

彼の名もまたイルハン

一つ角を曲がれば見覚えのある光景が目の前に広がり、更にまた一つ角を曲がれば、またしても見覚えのある光景が目の前に広がる。そんなバザール特有の空気が漂うグランドバザールの一角で、フと気付けば私はまたしても値切り交渉をしていた。一軒目は絨毯屋…

イスタンブール行きの車中で浅草寺を思う

アンカラからイスタンブールに向かうバスの中。猛烈に体調が悪いにもかかわらず、私は”と或る”日本での出来事を思い出していた。「うぅぅ・・・浅草寺のおみくじ当たってたな・・・」 それは、友人と訪れた今年の初詣の事だった。おみくじの内容の中に、旅行…

どこから来たの?どこの国の人?

「どこから来たの?」「どこの国の人?」 「日本からだよ」「日本だよ」 「その目の色はオリジナル?」 「ううん。コンタクトレンズ」トルコの旅の間、何度この遣り取りを交わした事だろう・・・(笑) 一見中央アジアの何処かの国の人にでも見えるのだろう…

午後10時。アンカラの街角にアザーンが流れる

モスクの入り口には夕涼み?をする女性と子供たち。軽く会釈すると、「中へどうぞ」と言う感じのジェスチャーをしてくれた。広いモスクの中には、ちょっぴりはしゃぐ子供たちや、女性たちや、お祈りする男性や、静かに時を過ごす男性がいる。同じツアーの人…

他人事とは思えない

夕方、日本時間の今日未明トルコのコンヤ郊外で日本人観光客を乗せたバスが横転し、1人が死亡、24人が重軽傷を負う事故があった事を知る。おそらくパムッカレの石灰棚を見学し、コンヤに立ち寄った後カッパドキアに向かう途中だったのだろう。亡くなられ…

そこに伝えたいと思う気持ち、意志があれば

その街は1923年からトルコの首都で、(それ以前のオスマントルコ時代はイスタンブール)一番最初にアンゴラウールを生産した事から、昔はアンゴラと呼ばれていたんだそうだ。そのせいか、街には山羊のオブジェが多いんだそうで。トルコの首都アンカラの…

推定残り時間5分からが本当の攻防戦

推定残り時間あと約5分。あと2分はこのまま微妙な状態を維持して、3分を切ったら一気に二千円値切ろう。全部が全部そうではないが、パッケージツアー、しかも格安ツアーの場合は、その行程中に”土産物屋”への立ち寄りが組み込まれているのが厄介だったり…

本当にありがとうございました

この場をお借りして。日々の貴重な時間の中で、ここを目にして下さる事に深く感謝します。本当にありがとうございます。ここ数日と言うもの、こんなにも暗い内容であるにもかかわらずここを目にして下さって、コメントを寄せていただいたり、ご自分のコメン…

何故唖然呆然なのかを考えてみる

昨夜、唖然呆然状態だったせいだろうか。目覚ましをONにせずに眠ってしまったらしい。・・・目覚めれば午前10時。思いっ切り遅刻だ。何やってんだ、自分・・・。昨夜のような唖然呆然状態になったのは、おそらく生まれて初めてのような気がする。一体何か…

今日は旅はお休み

蛙君は、今日がこの会社での最終出勤日だった。 やだ、どうしちゃったの!?ってくらい終止満面の笑顔だった蛙君。あんなに笑顔の蛙君、こちらに来てから始めて見たような気がする。思えば、丁度二年前の10月の三連休明けから東京に来たんだっけ・・・。 …

カイマルクの地下都市

低く身を屈めなければ進む事すら出来ない通路。篭りきって冷たく滞留したままの空気。何とも言えない圧迫感。陽の光が射し込む事のないカイマルクの地下都市は、一種奇妙な空気とでも言うか閉塞感を漂わせていた。地下都市と言う事もあり、ここは夏でも気温…

ゆっくりと立ち上がって、深呼吸をして。

フと見上げた空は秋の空の色だった。思い切り深呼吸してみる。少し強い風が心地いい。東京でこうして空を見上げたの久し振りだな・・・。ようやく心の余裕が戻りつつあるように感じたので、またここに文字を書いて行こうと思った次第です。意外に早く戻って…

トルコの旅の事未だ完結させてませんが・・・

トルコの旅の事未だ書ききれてはいませんが・・・。ちょっと「はてな」と「ケロログ」をお休みしようと思っています。 明日からは好むと好まざるにかかわらず多忙週が始まってしまう事と、このところ仕事で結構なプレッシャー(先々月から担当になった売場の…