2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

トコロ変われば。カンボジアのトイレ事情

かなり薄暗いけれども、ペーパー完備で使用済みペーパーはそのまま流す事が出来る。用を足し、手を洗う為に蛇口を捻れば水が出る。凄く快適。でも、私的には少々物足りない!?カンボジアのトイレ。アンコールワットをはじめとする遺跡のトイレは、キレイ且…

コワイ顔の魚の料理

その料理はココナッツの実をくり抜いた器に入って出て来た。 ココナッツ特有の甘い、いい香りがする。一口食べてみる。お、美味しい〜! へぇ〜、あのコワイ顔をした魚って美味しかったんだ。上野アメ横。確かアメ横センタービルと言う名前のビルの地下食品…

目を凝らしてはみたものの・・・

「東洋のモナリザ」の彫刻が有名なバンテアイ・スレイ遺跡。 遺跡を保護する為、モナリザの微笑みの彫刻周辺はロープが張られ立ち入り禁止となっている。その為、その微笑みを間近で目にする事は出来ない。彫刻に一番近い場所から目を凝らし彫刻を見るものの…

赤土の道の両側には、カシューナッツが実る

高床式の家には必ずと言っていいほどハンモックが備え付けられ、そのハンモックではおばあさんが昼寝をしている。家の周りでは子供たちが駆け回り、犬たちもニワトリたちも駆け回る。牛はのんびりと草を食み、女性が水浴びをしている。道の両側にはヤシの木…

遺跡を飲み込む木

怖いと言うよりは神秘的。タ・プローム遺跡の榕樹(ようじゅ)を目にした瞬間に思う。遺跡の中に強烈な存在感を誇示しながら点在する木々たち。その光景はまるで大蛇が遺跡を飲み込んでいる最中のようでもあり、ドロドロと柔らかい物体が遺跡を溶かしている…

その楽園、私にとっては当に地獄

シェムリアップの街から車で15分程走れば、アスファルトで舗装された道は赤土の道へと変わる。バスは土埃を舞い上げながらクバル・スピアン遺跡に向かいひた走る。私は特に何とも思わなかったが、おそらく日本で言うところの悪路をバスは約二時間程走りク…

自然のありのままの色は美しい

「アンコールワットに続き、今日はやたらと登るなぁ・・・」 ところどころゴロゴロとした大きな石が転がるプノン・バケンの山道を登りながら思う。でも、これを登りきればカンボジアの夕日が待っている!高さ70mほどのプノン・バケンは、シェムリアップ一…

その微かな笑みは、崇高なエロスさえ孕んでいた

数百年前から彼女たちはこの場所で微笑んでいる。そして、この先も変わる事なく微笑み続けるのだろう。アンコール遺跡群の遺跡には、必ずと言っていい程彫刻が施されている。天国と地獄(結構リアル・・・)だったり、戦いの場面だったり、乳海攪拌だったり…

昆虫成敗に付、本日は旅日記お休み

それは昨夜の事だった。午後11時を少しまわった頃だったと記憶している。テレビの中のゴクミを「美しいのぅ」と見ていたその時、ベッドの上に何やら不審な気配を感じる…。気配のする方に目を遣れば…。…こおろぎ…が…こんなに…デカイわけ…ねぇんだよおぉぉぉぉ…

行きはよいよい帰りは・・・

そこに自分が探しているかも知れない「何か」があるならば、たとえ橋が架かっていなくても川を渡り、頂上の見えない山を登り、底の見えない谷を飛び越えようと思うだろう。自分にとって掻き集める事が可能な限りの勇気だけを両手に握り締めて。私の目の前に…

アンコールワットは強く、そして美しい

石でつくられたものは、その大きさの大小に関係なく重厚さが漂うように思えてならない。この目で見るアンコールワットから感じる重厚さも石造りに因るところが大きいのだろう。石の道、石の門、石の柱、石の階段、彫刻が施された石の壁。素のままでは、一見…

ちょっとワケあって、今日は旅の事はお休み

朝から力仕事だった今日。 ベンメリア遺跡で強打したお尻の事がちょっぴり気にる。何となくイヤ〜な予感がしたのだが、予感は的中する事となる。よっこらしょ〜とパッキンを持ち上げた瞬間、お尻と腰の中間辺りに妙〜な痛みが・・・。今日はツイていないのか…

アプサラの手指は、美しく不自然に反り返る。

その十本の指は、第二関節から不自然なくらいに「美しく」反り返っている。ゆったりと、そして優雅に動く指たちが一見不自然に見えるのには理由がある。アプサラ(天女、天使)はこの世に存在しないものだから。反り返った指は、この世に存在しないものの証…

クメールの微笑み

クメール語でアンコールとは「大きい」を指し、トムは「都、街」を指すんだそうだ。アンコールトムとは「大きな都、街」と言う名前の遺跡。一辺が3kmの城壁で囲まれた正方形の中央に位置する寺院がバイヨンと呼ばれている。因みにこのバイヨンと言う言葉…

それは南国流の暑気払い

パパイヤにモンキーバナナにパイナップルにドラゴンフルーツ。まったく・・・朝から豪快な食欲だ(笑)特にドラゴンフルーツは大好きなので、二切れもお皿に乗っている。そんなフルーツ満載のお皿を手に歩く私の目に何とも興味深い(と言うか美味しそうな)…

その風は、どこまでも、そしてどこまでも穏やかだった

眼下には黄土色と濃い緑色が入り混じる風景が広がる。 機体が高度を下げるにつれ、そこにはとても穏やかな風が吹いているようにさえ見える。正午に成田を出発したカンボジア航空8541便(チャーター便)は、現地時間の午後四時過ぎ(日本との時差はマイナス二…

突如として嫌な記憶が甦る

それはカンボジアに行く前日の事だった。 朝から所属部署の(超ウザイ。まるで北朝鮮の”総括”みたいな)会議があり、その席に同席していた社長、と或る女性社員が意見を述べていると「その言い方が気に入らない!」と突如として「お怒りモード」のスイッチが…

とにもかくにもマイペースなもので・・・(笑)

良く言えばマイペース。悪く言えばマイペース。とにもかくにもマイペース。多少メモは取っているとは言え、旅の「感覚」が薄れて行くにつれ記憶も薄れて行くもの。いくらマイペースな私でも、どんなに旅の「感覚」を握り締めていたところで記憶が薄れて行く…

今日も大粒の雨を見る

第二ターミナルから一歩外に出て空を見上げれば、未だ午前中だと言うのにまるで夕方みたいに暗くどんよりとした灰色の空。間もなく雨が降るに違いない。新宿行きのリムジンバスの窓から外の景色をぼんやりと見ていると、雨粒がどんどん大きくなり、まるで高…

明日、私が頬に受ける風は果たして生暖かいのだろうか

いつもの事なのだが、明日からカンボジアに行くと言うのにサッパリ実感が湧かない私。勿論、本格的な準備はこれから・・・(笑)旅の前日はいつも同じ事を書いているように思う。 何処に立とうと、どの空を見上げようと、どんな音を聴こうと、どんな風を受け…

まさか・・・コレはスッピンの代償なのか!?

生まれて初めて過ごしている東京の夏。私にとって暑さそのものは無問題なのだが、陽射しの強さと言うか、太陽の「濃ゆさ」には正直驚いている。北の島とは比べ物にならないくらい強烈な夏の太陽に、思わず日焼け止めを購入したくらいだ。十年後に腕や首やデ…