2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

奇岩を眺めて地球の壮大さを思う。

数日前、テレビ東京で世界遺産を旅する番組をやっていた。 九寨溝、マチュピチュ、サハラ砂漠。光によって湖面がさまざまな色に刻々と変化する九寨溝の池。深い霧が一気に晴れて姿を現すマチュピチュの空中都市。光と風によってその姿を変え続ける砂丘。この…

「美しい馬の国」で見た朝焼け

その土地の名前は、トルコ語で「美しい馬の国」と言う意味を持つんだそうだ。へぇ、”馬”かぁ・・・。その地名を初めて耳にした時、思わず「河童」の姿を思い浮かべてしまった私としては、「馬」の登場にちょっぴり動揺を隠せなかったワケで。って、よくよく…

静かで穏やかな音楽でトランス!?

トルコはイスラム教国である。そして、トルコはイスラム圏の国で唯一政教分離の体制を布いている国でもある。スカーフを被った女性は余り見かけないし、チャドルを纏った女性はごく稀にしか見かけない。むしろ、キャミソールやローライズのデニムを穿いてい…

コンヤの街を走る電車

その街は海抜1,200メートルのところにあり、小麦やパスタ製造の工場が多く、人口の割には街の面積が広いんだそうで、平地である事から、トルコの他の街よりも自転車に乗っている人が多いんだそうだ。メブラーナ教会を見学する為に訪れたコンヤの街は、昔はイ…

4トルコリラの至福

数年前、トルコで大規模な地震が発生したと言う報道を目にした記憶がある。聞くところによれば、日本同様トルコも結構な地震大国なんだそうだ。パムッカレからコンヤに向かう途中に立ち寄ったディナルと言う街も、数年前の大地震の時に、モスクのミナレット…

トルコ語で「綿の城」と言う意味を持つ土地

その地名はトルコ語で「綿の城」と言う意味を持つんだそうだ。遠くから目にするその光景は、乾燥した大地に突如として現れた雪山のようだった。ちょっぴり不思議な、と言うか奇妙な景観。当に「奇観」と呼ぶに相応しいパムッカレの石灰棚。この石灰棚の窪み…

トコロ変われば。トルコのトイレ事情

古代ローマ時代、エフェソスの街に暮らす殿方たちは、仕切りが無く横並びで、空を仰ぐ事の出来る何とも解放的なトイレで用を足していたんだそうだ。便器の下には水が流れており、トイレの前にはプールが併設されていて、今で言うところの水洗トイレ&ウォシ…

食べる予定はなかった筈・・・だけど

食べる予定はなかった筈なのに・・・。食べちゃいました、ジンギスカン(笑) 生ラムロースでタレに漬け込んであるせいか、殆どしないんですよねぇ羊臭!美味しくいただきましたとさ(笑)先週末より連休を利用して札幌に帰省していた。 この時期の北海道っ…

空の青と大理石の白

トルコのホテルでの朝食には必ずと言っていいほどオリーブの実が置いてあった。トルコの人は、オリーブの上に細かく刻んだ唐辛子とオリーブオイルをかけていただくんだそうだ。試してみたが、オリーブオイルをかけ過ぎさえしなければ美味しい食べ方である事…

そこにあるのは、あるがままの地球の営み

その海の名前を初めて耳にしたのは小学生の頃だった。 当時オトナたちの間では、ポールモーリア楽団の曲が流行っていたらしく(今は、”オリーブの首飾り”がマジックのバックミュージックの定番?みたいになっているけど。笑)私の家にもLP(懐!)があって時…

トロイの木馬

イスタンブールからチャナッカレ迄は、途中海峡を越えて約4時間の道のりだった。向日葵畑が続く大地の道端では西瓜なんかが売られている。空の始まりに向かって続く向日葵畑の風景を見ていると、嗚呼、きっとこう言う風景の事を大地って言うんだなとフと思…

それぞれに自己主張を繰り広げる匂いたち

モスク前の広場には鳩、鳩、そして鳩! 一羽が不意に飛び立つと、周りの鳩たちもつられて?一斉に飛び立つ。この光景は世界共通なんだな(笑)トルコ初日イスタンブール。 旧市街にあるブルーモスク(スルタンアフメットジャミィ)とトプカプ宮殿を見学した…

羊が一匹、羊が二匹、羊が・・・

先日、都内某所で「ヤマダモンゴル」を見かけて少々驚いた。 昨年あたりからジンギスカンが流行っているとは聞いていたが、繁華街でもなくどちらかと言うと地味な街にもヤマダモンゴルが進出しているとは。因みにヤマダモンゴルは札幌で人気のある?ジンギス…

乾いた色をした大地は、やがて空に繋がっていた

ところ構わず眠る事が出来ると言う特技は、時としてほんのちょっぴり悲劇を招いてしまう事もある。日本時間の午後9時に成田を発ったウズベキスタン航空528便は、関西を経由しタシケントの空港に降り立った。フライト時間は約10時間。日本とウズベキス…

そろそろトルコの旅の事を書き始めよう

地球の歩き方トルコ版は「イスタンブールとトルコの大地」と言うタイトルだ。 実際に目にしたトルコの風景は、やはり「大地」と呼ぶに相応しい。にもかかわらず、トルコの旅から戻って約2週間近く経過していると言うのに私は未だ旅の事を書いていない。どう…