「美しい馬の国」で見た朝焼け

MALENA2006-09-27

その土地の名前は、トルコ語で「美しい馬の国」と言う意味を持つんだそうだ。へぇ、”馬”かぁ・・・。

その地名を初めて耳にした時、思わず「河童」の姿を思い浮かべてしまった私としては、「馬」の登場にちょっぴり動揺を隠せなかったワケで。って、よくよく考えれば河童って想像上の動物だったんだよな、しかも日本固有の(笑)

美しい馬の国カッパドキアでは、目覚めて何気にホテルの部屋のカーテンを開けた途端朝焼けが目に入って来た!と言う幸運に恵まれた。日の入りが遅いトルコでは、日の出も午前6時くらいと遅かった事が幸いしたのだろう。やわらかな茶色い色をした大地の果てから、太陽の朱色が群青色を水で溶いたような色をした夜も終りの空の色を力強く染めて行く光景が何とも美しい。

地球は毎日回転しながら、一年かけて太陽の周りを一周する。
朝が来て、やがて夜が来て。春が終ると夏になり、秋が来てやがて冬が来る。嗚呼、何だか地球の営みって、宇宙って凄いなぁ・・・と朱色の染まった空を見ながらフと思う。

「地球に生まれて良かったな」(異星人の方ゴメンナサイ)