奇岩を眺めて地球の壮大さを思う。

数日前、テレビ東京世界遺産を旅する番組をやっていた。
九寨溝マチュピチュサハラ砂漠。光によって湖面がさまざまな色に刻々と変化する九寨溝の池。深い霧が一気に晴れて姿を現すマチュピチュの空中都市。光と風によってその姿を変え続ける砂丘。この地球には、何て美しい景観が存在するのだろうと思わずにはいられない。

今回のトルコの旅の最大の目的は、カッパドキアの奇岩を見る事だった。
以前テレビでその景観を見た時、何時かは自分の目でこの景色を見る事が出来たら、と思う。で、今回念願叶ってカッパドキアに来る事が出来たのだった。

ハトの谷。
ここには無数の!?ハトが住み着いているらしい。

ギョレメの谷。
春にトルコに皆既日食を見に行った鹿児島のタミコさんが送ってくれたギョレメの谷の写真を見て、その不思議な景観美に圧倒された。実際に自分の目で見る事が出来て感慨もひとしお。

キノコの谷。
まるで巨大キノコのような岩が立ち並ぶキノコの谷。これが自然に出来たものだとは。自然の、いや地球と言う星の凄さに感服。

とても残念だったのは、ツアー故にカッパドキアの観光は半日しか時間がなかった事。同じ場所でも、朝と夕方ではその景色は違ったものに見える。吹く風の強さや温度や音が違えば、その景色は全く違ったものに感じる。晴れの日と雨の日で景色は表情を変える。じっくり見て、いろいろなものを感じ取るには、一週間くらいは時間が欲しい場所。

とは言うものの。
地球の壮大さにただただ感服。そして、地球と言う星に生まれた事と、こうして旅が出来る事にただただ感謝。