ゆっくりと立ち上がって、深呼吸をして。

フと見上げた空は秋の空の色だった。思い切り深呼吸してみる。少し強い風が心地いい。東京でこうして空を見上げたの久し振りだな・・・。

ようやく心の余裕が戻りつつあるように感じたので、またここに文字を書いて行こうと思った次第です。意外に早く戻って来れたのかな。

〜仕事の事〜
結論から言うと、今暫く続けて行こうと思う。
状況的にいろいろと難しい側面もある事にはあるが、転勤して来る以前のように「自分がやるべき事をやる」と言うスタンスで振り出しに戻ってやって行きたいと思う。

以前の私なら、適度なプレッシャーはかえって前進する糧になっていた筈。

そう考えると、この二年間ただ漫然と仕事をして来てしまった事が悔やまれ・・・。人生は一度きりだ。だから、あとは「やるべき事」をやるだけだ。期待を寄せてくれている人たちの期待に応える為にも。そして、自分自身の為にも。

〜友人と断絶してしまった事〜
仕事の事で悩んでいた時期だっただけに、正直これは辛かった。
幾度となく私の事を励まし、勇気付けてくれた友人。原因は、私の「解って欲しい」「聞いて欲しい」「答えて欲しい」だったと思う。悶々と悩んでいた時期故に、友人に対して全ての事に於いて「解ってくれない」「聞いてくれない」「答えてくれない」と否定的な感情を抱いてしまった私。否定的な負の感情を友人にぶつけてしまった結果、友人は私から去って行った。

友人に謝罪も感謝の気持ちも伝える事が出来ないままに断絶してしまった事はとても後悔している。

決意と後悔と言う相対する感情が複雑に入り混じったこの数週間。
おそらく、自分に起こる出来事の全ては、自分にとって何らかの必要性があるからこそ起こるような気がしてならない。この数週間の出来事は、私が忘れていたもの、置き去りにしようとしていたものを呼び覚ましてくれたのだろう。

漫然とやっつけていた仕事は自らの意志でやり遂げる方向へ。
人とのかかわりについては、「理解する」「耳を傾ける」「答える・応える」と言うように。

人生は泣いても笑っても一度きりしかない。
泣くにせよ、笑うにせよ、私は心からそうしたい。楽しい事も、悲しい事も、苦しい事も、辛い事も、人生にとって無駄なものなど何も無く、きっとそれらは必要なものだからこそ、必要な時に起こるのだろう、しっかりと前を向いて生きて行く為に。

さてと。
ゆっくりと立ち上がって、深呼吸をして、歩いて行くとしますか。

また、トルコの旅の事を書いて行きます。