「MOG」と呼ばれる人たち

会社、と言うか企業と言うところには「CEO・最高経営責任者」とか「COO・最高執行責任者」とか「CIO・最高情報責任者」など、その役職を”アルファベット三文字”で呼ばれるエライ人たちがいたりする。

で、私の勤務する会社には役職的にエラくはないのだが、その存在をアルファベット三文字で呼ばれている人たちがいる。「MOG」と呼ばれる人たちだ。

エムオージー!???って何の略!???と言う事で説明致しましょう。

M・・・モテない
O・・・女
G・・・軍団

・・・いや〜いや〜(笑)私も俗に言う「モテない女」に違いないが、このネーミング(命名者は某男性社員)には、運良く!?自分が軍団の一員にカウントされていないのをいい事に、思わずヒザを(思いっきり)叩いてしまったワケです。

男性社員は命名の経緯をこう説明してくれた。
「中学生くらいの時に、男子生徒にモテたくてモテたくて仕方ないんだけど、過剰アピールとか、何フリ構わず突進して来るような感じが男子に怖がられた挙句、全くモテない女子グループっていたじゃないですか。あの人たちって当にソレですよ」と。

出たー。女子。しかも、グループ。私が最も苦手なものの一つだ。

誰からも依頼されてはいないが、何故MOGは時として嫌悪感を抱かれてしまうのかを簡単にまとめてみる事にした。

・軍団の主要構成員・・・通称「メス河童」と「なまはげ」その二人に何となーくついてる感じな女子社員の三名。

・準構成員・・・男子新入社員に「マイミクになってくれなければ殺す!」と言う頭のユルい40代女性社員。

・敵対視するもの・・・若い娘。自分たちの手下にならなさそうな女子。

・仮想敵国・・・常に攻撃対象が存在していないと何かと落ち着かないらしい。常時誰かをロックオン!状態。時として「言葉の殴りこみ」と言うかたちでミサイルを発射する事もあるらしい。

・友好国・・・管理職以上の役職者。

・国交樹立を狙う国・・・とにかく若い漢。が、容姿などが好みではない場合は国交が正常化しなくても無問題らしい。

・主たる外交手法・・・友好国に対してはゴロニャン外交(略してGRN外交)過剰なゴロニャンは”GRN値が高い”と表されたりもする。国交樹立を狙う国々に対しては「無理強い」時として「拉致」と言う荒っぽい手段に出る事もあるらしい。

・防衛手段・・・主要構成員については、防衛上からなのか!?居住地はバラバラにもかかわらず、基本的に会社は三人一緒に出て帰宅の途につくらしい。

・戦略会議・・・主要構成員については、週に一回は必ず”飲み会”と言う名の戦略会議を開いているらしい。

うわぁ・・・なんか・・・コレって・・・女子中学生・・・じゃ・・・!?

いや、驚愕する気持ちはちょっと置いておいて。
”モテない女”と呼ばれてしまう理由は何なんだろう。

私の場合、日常的に無愛想な事が多く、また毒を吐く事も多いのでモテない。MOGの場合は、自分にとってその人が有益がどうかを”品定め”して媚を売ったり攻撃したりする様が、見る人が見れば「あからさま」過ぎてモテない。

無愛想や毒吐きは恋愛のチャンスを逃すし、ミエミエの媚を売る人や八方美人な人は、自分がモテたい人たちからは絶対にモテない。

モテようがモテまいがそんな事どうでもいい、と無愛想に毒を吐く人も、モテたくてモテたくて媚びまくりモテない人も、結果モテないと言う事には変わりはないワケか・・・(笑)

私自身、この先モテない女でも全然構わないのだが、「MOG」だけには入団する事はないだろう(スカウトされる事もないだろう)と思うのだった・・・(笑)