思いもよらぬ行動をする猫にはつい発狂しそうになる(笑)

土鍋の中で丸〜くなってスゥスゥと眠る仔猫たち。
んあぁぁーーーっ!もう、発狂するほどカワイイんですが、「ねこ鍋

雑誌SPA!によれば、現在世の中的には空前の「猫ブーム」なんだそうだ。

猫って事は「猫族」もブームになりつつあるんだろうか。
私はチーターとか豹とか体毛に斑点のある猫族が特に好き。

猫たちの隠された生活

猫たちの隠された生活

そんな猫ブームの中、決して”ブームに乗り遅れるな!”と思ったワケではないけれども、今年は早々に銀座のハンズで来年のカレンダーを買ってみた次第です。

『ヨーロッパを旅してしまった猫と12ヶ月』2008壁掛けカレンダー

『ヨーロッパを旅してしまった猫と12ヶ月』2008壁掛けカレンダー

思えば昨年夏のトルコ以来遠くを旅してなかったんだわなぁ・・・。今度遠くを旅するのは一体何時になる事やら・・・。遠くに旅に行けないと言う事は、私にとっては猛烈なストレスになる。なので、ノロと旅の風景にはとても癒される(来年はもうちょっと先なのに、カレンダーをペラペラと捲ってばかり、笑。年末にはヨレヨレになってしまいそうな予感が・・・)チュニジアに北欧にヨーロッパ。何処へ行ってもノロノロでいるところが良いんだよね。

ところで。
「泥棒猫」とか「化け猫」とか「猫なで声」とか「猫に小判」とか「猫も杓子も」とか、猫に関してはどちらかと言うとダーク!?なイメージを連想させる言葉が多い日本で、何でまた今「空前の猫ブーム」なんだろう。

思えば猫村さんあたりから”猫な感じ”がじわじわとにじり寄って来ていたような気はするが、猫カフェに行列が出来るほどの猫ブームが到来するとは。

実家の猫は、眠たいから寝る。隠れたいから隠れる。遊びたいから遊ぶ。鳥の羽で出来た埃落としを襲う。”じゃれっこモーラー”をボコボコにする。箱や紙袋の中で狂ったように踊る(ジタバタする。”踊り猫”と呼んでいた)などなど、日々自分がやりたい事だけやりながら生きていた。そんな猫に向かって、私はよく「あんたはいいねぇ〜、好きな事だけやって生きてて」と言っていたのだが、猫はいつも「それが、何か」と言った感じで涼しげに受け流していた。

基本的にマイペース。単独行動が好きだけど甘えるのも好き。無邪気でサディスティック。クールで気分屋だけど、泣きまねをすると心配そうに顔を覗き込む。そんな相対するキャラを絶妙のバランスで持ち合わせていた飼い猫の事が、私は本当に大好きだった。

「猫のように好きな事だけやって自由気まま生きられたらなぁ」
猫ブームの理由の一つは、一般的に人間たちが思い描くそんな「猫的生き方」に仄かな憧れみたいなモノを抱いているからなのかも知れない、とも思った。