流れる水、行き場のない水

MALENA2007-12-20

現実は眠っている筈なのに、”これでもかっ!!!”ってくらいに笑顔が止まらない感覚。何でだろ?仄かに良い予感の前兆?とでも言うか、何と言うか。上手く言葉では言い表せない感覚を覚えた一昨日の夜。

昨日会社を辞める事が決まった。
先月のプチ家出の後、上司たちに退社の意向を伝えてから約一ヶ月。正直”ようやく”と言う気持ちが強い。

転勤して来てからこれが三度目の「どうにも辞めさせてくれ発言」だ。
今回ばかりは会社を取り巻く様々な状況や会社のこれからを鑑みて、どんな説得にも応じるつもりはないし、辞める意思は絶対に変えない、と言い切る。にもかかわわらず「辞意は一旦預かる」と言うKYなおじさんたちの言動に怒りの感情さえ覚えた自分。

三年前、札幌他2地区の事務所を閉鎖しておきながら、その後は黒字に転じるどころか今期は今の段階でウン億円の赤字。当然ながら決算時にその赤字が何とかなるワケもなく。で、毎月のようにバカげた指示が出されるだけで、根本的な事は何一つ改善されていない。

来期に向け仕事内容や組織の改革をするそうだが、その内容を聞く限りでは間違いなく改革は頓挫するだろう。今の管理職以上のメンバーの仕事能力(つまり、無能)では改革推進はどう考えても無理なワケで。

それに、オイシイ時代を知っているおじさんたちは誰もが「イザとなったら親会社がなんとかしてくれる」と言う思いが根底にある「頭ん中がお花畑」な連中ばかりだから、死に物狂いで何とかするとは到底思えないワケで。(それ故に赤字が続いてるでしょーが)

仕事そのものには愛着はある。でも、会社そのものには愛着はない。
流れ続ける水はやがて海に出るが、行き場のない水はどんどん腐る。”この歳で”仕事を辞める事は全てに於いて不利になるんだろうけれども、腐った水の底からボウフラが湧くのをただ眺めているだけなんて絶対に嫌だ。

流れる水もどこかで堰き止められるかも知れないし、流れそのものが海とは違う方向へ行って枯れてしまうかも知れない。でも、行き場をなくして腐るくらいなら、たとえ枯れてしまったとしても流れる方を選びたい。

なんか・・・楽しくなって来たぞ!!!

どうやら、久し振りに「今止まると死ぬ!」の「アンタは鮫か!モード」と「どちらか一方だけを選ぶ」の「ALL OR NOTHINGモード」のスイッチがほぼ同時入ってしまったようだな・・・(笑)