良心の呵責

土曜とは打って変わって、今日は早起きをする事に。以前から「やらなくては」ならない事があり、そのタイムリミットが今日のような気がしてならなかったからだ。やらなくてはならない事・・・。引っ越して来てからと言うもの「見て見ぬフリ」を続け放置していた結果、ボーボーと雑草が育ち放題になっていた「猫の額」よりも「こじんまり」とした窓と塀の間の地面の「お手入れ」だ。軍手をして頭には「ほおかむり」をして(傍から見れば、極めてアヤシイ女に違いない)お日様に向かって伸び伸びと育った草たちを、時に奇妙な昆虫たちに遭遇しながらもブチブチと引っこ抜く私。ブチ、ブチ・・・。何かイヤだな・・・。何がイヤなのかな・・・。フとブチブチする手を止める。・・・お日様に向かって、健気に精一杯生きて来た草たち。草たちには何の罪もない筈なのに、雑草だから、ヘンな昆虫がワンサカ湧いて来たらイヤだから、と言う理由だけで私は草たちの「息の根」を止めている・・・。何かイヤだ・・・。冷酷な殺人犯みたい・・・。それに、そもそも此処に生えている草たちは全部「雑草」なのかな・・・!?

美しい色を纏った「花びら」を湛えていなければ、雑草とそれの区別すらつかない私って・・・。どうやら「アヤシイ女」以前の問題だったようで・・・。暖かな日差しの中、何となくブルーな気持ちに苛まれてしまった休日となってしまったようだ・・・。