「是非に及ばず」

「是非に及ばず」

光秀の謀反だと知った時、信長が言い放った言葉としてあまりにも有名だ(でも、はて?一体誰が聞いたのだろう・・・?)

是非に及ばず(仕方がない)と言い放った信長は、敵に向けて弓を放ち槍を握る。そして、何かを悟った信長は本能寺に火を放つ。敵に向けて槍を握っていた手は、やがて己に向けて刀の鞘を握る。

燃え盛る炎が放つ「赤い色」と、刀が放つ冷たい「青白い色」そのコントラストは、想像しただけでも余りに壮絶だ。そして、「青白い色」は更に「真っ赤な色」を帯びる(浴びる)壮絶過ぎる。思わず鳥肌が立ってしまうくらいに。

燃え盛る炎の中で信長は自刀する。その時、名物茶器も信長と共に炎の中に消えていったのだそうだ。その価値は現在の貨幣価値に換算すると数百億なんだそうで。

ふぅ・・・。
千利休の漫画を読んでいる筈なのに、どうにも信長が気になってしまう・・・(笑)

漫画千利休の中で、宗易(千利休)はある日信長を見てフとこう思う「この人は冷徹残忍な権力者だが、指は長くて美しいな」と。

長くて美しい指を持つ手・・・ですか・・・。
うおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーっ!!!!!(どうした!?イキナリ!???)自称、かなりの「手、指好き」だからこそ言わせてもらうが(イキナリ強気モード)美しい指を持つ手の持ち主は、間違いなく優れた美的、芸術的センス且つ審美眼の持ち主だ。私が言うのだから間違いない!(更に強気モード。しかも全開)私が目にした美しい指の持ち主は皆、美的、芸術的センスや感覚や審美眼に優れている人ばかりだったから。

千利休も、間違いなく美しい指を持つ手だったに違いない。

さてと、続きを読むとしますか〜。