私は、ずうずうしくて強引な精神の持ち主に違いない

帰宅してテレビをつけると「FNS歌謡祭」がやっていたので見てみる事に。

ちょっぴり感心する。黄色いシャツに赤いジャケットを羽織り、ブルーのパンツを穿いて「モニカ」を歌う吉川晃司、にでは無くて(笑)郷ひろみは、50歳になった現在でも郷ひろみを続けて、いやむしろ進化させ続けている事に。

「そりゃ芸能人だから」と言われてしまえばそれまでだが。
「顔面にヒアルロン酸やボトックスの注射を打ちまくってるんじゃないの」と言われてしまえばそれまでだが。自分のまわりに存在する(主に会社、仕事関係)の同年齢の男性と比較すると、恐ろしく若いのだ、郷ひろみ。いや、若いと言うよりはむしろ年齢不詳。

数年前に目にした化粧品のキャッチコピーをフと思い出した。
「美しい50代が増えると日本は変わる」
このキャッチコピーを目にした瞬間、私は心の中で叫ぶ「そう!間違いない!日本は変わる!」と。

何だかんだ言っても、(年齢的に)若い方がありとあらゆる場面で絶対的に歓迎される風潮が今尚根強い日本。「おじさん」「おばさん」と言った呼称が日常会話に於いてフツーに使われている日本。年齢が30代だと言うだけで、「おばさん」とか「ババア」とか言う言葉で括られてしまいがちな事に、何だか腹立たしかったりするワケで(笑)私は子供の頃から30代になるのが楽しみで仕方なかったて言うのに(笑)

結局のところ、その人自身の魅力に年齢は関係ないのだ。その人自身の魅力に大切なのは、その人が、その人であると言う事を心から楽しんでいるかどうか。ただそれだけの事なんじゃないか、と思う。

どうせなら、美しくないよりは美しい50代になれたら、と思う。内面的な美しさを心掛けていれば、たとえ目尻に小皺あっても、ほうれい線が目立っていても、その表情はきっと美しいに違いないと思うから。

さあ!疲れたなんて言ってらんないよ!目指せ年齢不詳の女!
時にはこれくらいのずうずうしさや強引さもいいんでないかい?(何故か北海道弁、笑)