食事は口”だけ”でするモンじゃない

賞与明細の右下「銀行振込額」の欄を見て思わず我が目を疑う。
「な、何ぃーーーっ!?さ、三万五千円ーーーっ!???」
と、叫んだところで目が覚める。嗚呼・・・夢・・・か・・・。

そうか・・・今日は賞与の支給日だったか。
今回の賞与から、査定の半分はシャチョーが握っていると聞く。あんなおっさん如きが自分の事を査定するのかと思うと胸クソ悪くて仕方ないが、しがない会社員である以上仕方ないのだ。

シャチョーの「自慢話みたいな、武勇伝みたいな話」に新たなネタが加わる。
「将棋もプロ級だ」
「スポーツは何でも出来る」
「ボーリングも得意だ。スコア280台を出した事だってある」
「車の運転も上手い。ナビなんか要らない(と言うか、単に持ってないだけかと・・・)」
いや〜いや〜、私なんかボーリングで「28」ってスコアを出して「フツー出したくても出せないスコアだね・・・」と驚愕された事ならありますが(笑)

そんな、或る意味オモシロイネタの提供者でもあるシャチョー、何と新年会を企んでいるらしい。この期に及んでまだ提供するネタあんのかよ!?ネタそのものには正直興味があったりするのだが、基本的にキライなヤツとはメシ食えない性質なんで、不参加を表明しますわ、私。

クソ面白くもない会話と雰囲気で口に運ぶ高級と言われている料理。楽しい会話と雰囲気で口に運ぶジャンクフード。ジャンクフードの方が美味しいに決まってるでしょ。食事は口だけでするモンじゃない。頭でもするモンなんだよ。そもそも、高級と言われている食材=美味、高級と言われているお店=名店って発想、思わず悲しくなってしまう程チープだし、悲しくなってしまう程スマートじゃない。世の中には、たとえ高級と言われていなくても美味しい食材やお店は存在する。それを知っている人が本当にスマートな人だって言えるんじゃない?

そう考えれば、チープな精神の持ち主は、どんなに高級店で高級な食事をしたところで、チープなオーラしか漂って来ないし、逆にスマートな精神の持ち主は、何処でどんな食事をしたって高級なオーラが漂っている筈だ。下品さが染み付いてしまっているような人が、どんなに上品に振舞おうとしたところで、深く染み付いてしまった下品な臭いが毛穴中から出て来てしまうモンなんじゃないかと思えてならないのだ。

嗚呼・・・今日もまた毒を吐きまくってしまった・・・(苦笑)