カッコイイ道を進む人と、良い意味でコワイ人

香川照之堤真一寺島進豊川悦司中井貴一
壇上に立つ男たちは、皆文句なくカッコイイ。

「夜王」迄の時間潰しにでも、と思い見ていた「日本アカデミー賞」の助演男優賞の顔ぶれ。「皆40代です」なんて言う私的には全く要らんコメントが入ってしまったのが、ちょっぴり何だかなぁ・・・(笑)

いや、でも。
ほら、俳優さんだしぃ、と言ってしまえばそれ迄だが、たとえ芸能人だったとしても、こんなにもカッコイイ40代男性がこの国にも存在していると言う事実が、私は素直に喜ばしいのだ。おそらく世間一般的には「おじさん」と呼ばれているであろう世代。でも、壇上の彼等にその呼称は無縁だ。

結局のところ。
常日頃思っている事だが、(此処でも幾度となく力説してしまっていたりする)カッコイイと言う事に年齢は関係ないのだ。カッコイイ70代もいれば、全くダメダメな20代もいる。要は、その人自身が「カッコイイ道」を進む道を選ぶか選ばないか”だけ”の事だもの。

ただね。
私の友人にもいるけれども、(カッコイイ道を)進む道を選んだ人は、精神的に血を流す事が多い。生半可な心意気ではカッコイイ道の上に立つ事すら許されないのかも知れない。

カッコイイ道を歩く人の足の裏は、常に血まみれなのかも知れないね。