良い意味で「コワイ人」

日本アカデミー賞助演女優賞の壇上に立つ彼女を見て思う「嗚呼、やっぱり。私的には良い意味で”コワイ人”に近付いているなぁ」と。

良い意味でコワイ人、寺島しのぶ
美人とかキレイとかの類の顔ではないし、口元なんかはむしろ下品な部類に属していると思うし、正直全く好みの顔タイプではないのだが、2年程前から何故か彼女と言う女性が気になってしまっている。染五郎と別れてから、突如として良い意味での凄味のようなものが全身の毛穴と言う毛穴から滲み出ているとでも言うか。セクシーじゃなくて、エロス。しかも”陽”のエロスじゃなくて”陰”のエロス。陰のエロスが凄味を纏えば、私的には「良い意味でコワイ人」になる。

寺島しのぶ、この先女としてどう年齢を重ねてゆくのだろう。陰のエロスを纏ったまま年齢を重ねてゆけば、或る意味相当カッコイイ女になるに違いない。

残念ながら!?私には陰のエロスの欠片もないけれども、私自身「良い意味でコワイ人」になれたら、と思わずにはいられない。・・・って。そんな私は「カッコイイ道」じゃなくて「究極の負け犬道」にずっぽりと足を踏み入れているのかも・・・ね・・・(笑)