「或る意味」懐かしさを憶えた場所とは!?

MALENA2004-06-02

いよいよ帰国と言う日の朝、私は香港国際空港の「上海灘」(SHANGHAI TANG)のショップにいた。そう、勿論「買い物」をする為に。私は奥にいた男性スタッフに声をかける「すみません、この時計を見せて下さい」と。女性スタッフの方が近くにいるにもかかわらず、何故男性スタッフなのか?香港では男性スタッフの方が「断然」親切で優しいから(笑)時計に始まりバックに服と、あっと言う間にお買い上げの巻(笑)「色違いは?サイズ違いは?他のデザインは?」等々の私の質問に対して、彼はその都度テキパキと答えて商品を見せてくれたおかげで、スムーズに買い物が出来たと言っても決して過言ではない。サイズが無くて買う事が出来なかったサンダルだけが心残りだったが、香港で買い物をする時は、男性スタッフにお願いするに限ると改めて思う。

私は、上海灘で買い物をする為に63番ゲートから「わざわざ」18番ゲート迄引き返して来たのだ。何故「そこ迄して」上海灘なのか?ヴィヴィアン・タム(かなり好きだ)とはまた一味違ったシノワズリーな香り満載な商品展開に心惹かれてやまない事と、日本にはショップが無い(香港、上海、シンガポール、パリ、ロンドン、ニューヨークのみ)ので、私的には服やバックや時計と言った持ち物が他人様と「カブる」ケースが非常に少ない事が、この上なく有り難いと思える。上海灘ではオンラインショッピング(英語のみ)も展開しているが、どうも品数が少ないように思えてならない。でも、私が購入したバックがコレクションラインとして出ていたのを発見した時は、ちょっぴり嬉しかったが(笑)

上海灘は好きだが、日本にはショップを出して欲しくないような、でも出して欲しいような複雑な心境だ(笑)

そう考えてみると、日本には「意外にも」未だ上陸していないショップがあるように思われる。A|Xだってソウルのロッテデパートには有るのに、日本には無い。因みに、ソウルのA|Xはスレンダーな韓国女性に合わせて展開サイズはSとXSが殆どだったと記憶している。他にも、スウェーデンのお手頃ブランドH&Mも日本には未だ進出していない。ZARAが進出して来たのもここ数年の話だからH&Mはまだまだ先の話か・・・

本当に半島酒店(ペニンシュラホテル)がプロデュースしてるのか!?(確かに機内のパンフレットにはそう記載されていた)と疑いを抱きたくなる機内食を食べ終えて一眠りすると、飛行機は既に着陸の最終段階に入っていたようだった。

空港から外に一歩踏み出して思う「嗚呼、ここは何て寒いんだろう!」と。
それもその筈だ。気温は摂氏16度、香港とは10度以上更にインドとは20度以上も違う。どうりで「寒い」筈だ(笑)

空港から会社に直行し、一仕事終えて自宅に戻り自室のドアを開けた瞬間、何故だか「懐かしい」ような光景に出くわす・・・「或る意味」混沌とした状態の私の部屋・・・
そうか!!!そう言う事か!!!
「牛」こそいないものの、ここは或る意味「既に」インドだったんだ(笑)