カッコイイに越した事は無い。

MALENA2004-06-24

今日の私は、昨日「宣言」した通りに「夏仕様」の袖の無い服を着て出勤した。確かに肌寒い。しかし、自分の意思でそうしたからだろうか?嫌な寒さは微塵も無い。

「さてと、売上の確認でもするか」とパソコンに向かった私に、会社の後輩である蛙君はポツリと言ったのだった。「その服何だかストリートファイターぽいですねぇ・・・」と。私はゲームの類には全く興味が無い。故にストリートファイターが何なのかさえも知る由も無いが、蛙君の目には、今日の私は「ストリートファイターな人」に映ったのであろう。「容赦なく敵を倒しそうですぅ・・・」とも言っていた(笑)まるで工作員扱いだ。どうやら蛙君に限らず、他人様は私と言う人間を「エラく強そうな人」だと「勘違い」してしまうらしい。「空手でも習おうかな〜」と言った果てには「それ以上強くなってどうする!」と返される始末だ(笑)いや、実際の私は「全然」強くは無い(笑)毎朝100回の腹筋を日課としているから確かに腹筋は硬いが、腹筋が硬い人=強い人では無い筈だ。ただし、先ず腹筋を鍛えないと他の筋肉は鍛えられないと言う話を聞いた事がある。と言う事は腹筋が硬い私は「或る意味」強いと言えるのか(笑)

ならば、空手を習うべきか否か?
いや、待てよ。私は空手を「見る」のが好きなのだろう。空手に限らず格闘技を見るのは好きだ。いやいや、待てよ。それよりも見るのが好きなものがあったではないか!そう「功夫(カンフー)映画」が(笑)香港電影が好きなのも、元はといえば功夫映画がキッカケだったように思う。成龍ジャッキー・チェン)に始まり李小龍リー・リンチェイ等等。少林寺三十六房少林寺への道は特に好きな映画だ。修行を積む毎に、精神も身体も鍛えられ強くなって行く様が何ともカッコイイ。成龍少林寺木人拳も同じ理由で好きだ。そう考えてみると、強い事はカッコイイ事なのかも知れない。でも、それは「自分」に対して強いからカッコイイのだろう。他人様に対して無意味とも言える強さを誇示したがる人に限ってカッコ悪く見えてしまうのはそのせいだろう。カッコイイ人と言うのは、自分に妥協なんてしない強い人の事を言うのかも知れない。でも、自分に厳しくとか、妥協したくないとか思ってはいても、それを実行し続けるのは途方も無く難しく困難な事。私としては、せめてカッコ悪い人に「だけ」はならないようにしよう(笑)カッコイイと言う事について考えながらね。