「四天王」ばかりではない!

MALENA2004-06-28

チャン・ドンゴンウォンビンの陰に隠れがちだが、ブラザーフッドには個性派俳優も出演していた事に気付く。
いわゆる「赤狩り」の陣頭指揮官役のキム・スロと、人民軍大佐役のチェ・ミンシク。この二人シュリでは北朝鮮工作員グループを演じていた。シュリでのチェ・ミンシクの存在感は凄かった。キム・スロ火山高で見せたコミカルなキャラとは打って変わって冷酷非道キャラ。二人共出演シーンが少なかったにも関わらず、その印象は或る意味強烈だと言える。
因みに、韓国で北朝鮮は「北韓」と呼び、朝鮮半島は「韓半島」と呼ぶそうだ。

近頃、女性週刊誌なんかでは必ずと言っていい程「韓国俳優四天王」記事が掲載されているようだ。一般的に、日本に於いて韓国俳優を見る事が出来るのは、映画やドラマや雑誌に限られているだろう。冬のソナタに因って急激に沸き起こった感がある「四天王ブーム」私的には、これをキッカケに「新・四天王」なんかが登場してくれると面白かったりするのだが(笑)

極めて私的な容姿の好みで「新・四天王」を勝手に選ばせていただくとすると、先ず、何は無くとも「オ・ジホ」(笑)残りの三人はチュ・ジンモチョン・ウソンチャン・ヒョク。次点はチョン・ジェヨン。四天王もそうだが、新・四天王のメンバーに於いても、皆長身でスタイルがいい。180センチ台なんて当り前で、体重も60キロ台。「だって芸能人だし」と言われればそれ迄だが、そう考えるとカンヌ映画祭の赤絨毯を得意満面で歩いていたキムタクのスタイルの悪さったら・・・世界の人々の日本人に対する印象が「日本人はスタイルが悪い」にならなければ良いのだが・・・にしても、王家衛は何故キムタクを起用するに至ったのだろう?と思わずにはいられないのだが・・・あのカンヌの赤絨毯を歩くのは、キムタクより張震の方が絶対サマになった筈なのに(笑)

四天王関係の他に、実は気になって仕方ない俳優がいる。
ハッピートゥゲザーとルーキーを観てその存在感がどうにも「引っかって」いた俳優「チョ・ジェヒョン」ハッピートゥゲザーでは、ハングルは読めないけど根は心優しいヤクザを演じ、ルーキーでは時に熱血漢な商社マンを演じていたのだが、どことなく「クセ者」の雰囲気が漂う俳優だ。そんなチョ・ジェヒョンが出演する映画の中で「どうしても」観たい映画がある。「悪い男」と言う映画。既に公開は終了してしまっているので、暇を見付けてレンタルしたいと思っているのだが(笑)