私はアスリート!?

MALENA2004-07-18

昨日と今日は、この北の街もようやく夏と呼べる気温になったようだ。
まだ午前11時を少しまわったところだと言うのに、私と友人の目に飛び込んで来た光景は、溢れ返る人と長蛇の列。浮き輪やビーチボールを携えた親子連れに若者。そうだった!この隣の市との境に建つホテルには、温泉だけではなく「ウォータースライダー」を擁したプールがあったのだった!

短い夏の到来を水と戯れ楽しむ。そう言えば、以前はこのプールにもよく来ていた事を思い出す。ウォータースライダーに歓喜し、25mプールをクロールで泳いだものだった。そうか・・・その頃は「水着」になる事になんて微塵の疑問も感じてはいなかったのだろう(笑)今?かなりの疑問を抱いている事に間違いはないようだ(笑)

露天風呂にスチームサウナにジャグジー。温泉は本当に気持ちがいい。身体が「いい感じ」に温まったところで「垢すり」をしてもらう事に。私は垢すりが大好きだ(笑)ソウルに行けば、必ず「ハンジュンマク」に行く。帰り道、深夜12時の人通りも途切れた明洞の街を「すっぴん」でとぼとぼ歩くのは些か恥ずかしかったりもするが、恥ずかしさ以上にハンジュンマクで施される垢すりは、私を極楽気分に誘ってくれるのだ。

垢すりと軽いマッサージを施された後の身体は何とも心地いい。気分も爽快だ。何と言うのだろう?「身体中の悪いモノが出て、もの凄くスッキリした感じ」とでも言うのだろうか。その後「塩サウナ」に篭る。益々「悪いモノ」が出ている感じがする。にしても「悪いモノ」って一体何なのだろう?私の身体の中には、出さなければ「ならない」程の悪い「何か」が溜まっているのだろうか!?(笑)一旦休憩した後、再び「塩サウナ」へ。怒涛の汗と共に「悪いモノ」が排出され、幾分身体が軽くなったように感じたのは、果たして単なる「気のせい」だろうか(笑)

鏡の前で、髪の毛をまとめる自分の姿に一瞬「ギョッと」する・・・。
今日は気温が高かったので、私は「何も考えずに」タンクトップを着る事を選んだ。そして、タンクトップを着た鏡の中の自分に思わず驚かされる自分がいる。先ず「自己弁護」から入るが(笑)私は別に「太め」では無い(と、自分が思いたいだけかも知れないが・・・)体脂肪率だって17〜8%だし、BMI値も18だ。がしかし、鏡の中の自分の肩と腕が何だか逞しく見えて仕方ないのだ!恐る恐る横で化粧水を馴染ませている友人に訊いてみる「ねぇ、私って何だか逞しくない?」と。昔からの友人と言うのは有り難い存在だ。決して「気休め」や「嘘っぱち」は言わない(笑)友人は言う「そうだねぇ、アスリートって感じ?」と。

私自身、運動は大の苦手だ(笑)故に未だに「逆上がり」も「逆立ち」も出来ない(笑)なのに「アスリート」に見えてしまう自分が何だか可笑しくて仕方ない(笑)おそらくは骨格の問題なのであろう。アスリート体型に見えてしまう位に「立派」な骨格。脂肪は落とせても、骨格は変えられないからね(笑)友人曰く「マラソンランナーみたいだよ」と。いや、私マラソンも大の苦手です。高校時代はマラソン大会三年連続不参加でしたから(笑)晩ゴハンを食べる友人と私の間に、密かな「野望」が頭をもたげる事となる。「近いうちに、あのプールに行かない?」と。短い夏が行ってしまう前に、水着を探しそうな自分が何だか可笑しくて仕方なかった(笑)