夏の休暇の行方。

MALENA2004-07-22

午後8時過ぎ、帰宅途中の私の携帯が鳴る(因みに着メロは、チャカ・カーンのスルーザファイアー。GTSバージョンの方が私的には好きだが)携帯なんか「滅多に」鳴らない故に最初は自分の携帯が鳴っている事すら気付かない始末だ。慌てて気付き携帯を開いた瞬間に切れる。着信履歴を見ると03から始まる番号。東京から?と言う事はもしかして!旅行会社からの電話だったのか!?慌ててかけ直すと、やはり旅行会社に繋がった。担当者が電話に出る。「メールさせていただきましたが、8日出発のチベットツアーの飛行機の席が取れましたので、つきましては残金の方を〜」
えっ!何!「席が取れた」と!!!確かに言っていた!
と言う事は即ち私はチベットに行けるんだ!!!

うっかりどころか、相当舞い上がってしまっていたらしい私は、訊かれてもいないのに「あ、残金でしたら間違いなく明日中に振込みますので」と言っていた(笑)電話を切るや否や、本屋に向かい早速「地球の歩き方チベット」を購入。インド版の半分以下の頁数にもかかわらず、価格がほぼ同じなのは何故だろう!?ま、こんな時に細かい事を言うのは「野暮」と言うものだろう(笑)

私にとっての「スリルな日々」は、こうして一旦幕を下ろす運びとなった(笑)
数日前迄は、行ける確率は半分だった。おそらく「運が良かった」の一言に尽きるだろう。今回の旅は、チベットが私を呼んでくれたのだ。呼んでくれた事、旅が出来る事、飛行機を取ってくれた旅行会社の人、aoi_aoiさんまでスリリングな気分にさてしまって(笑)私が旅に行けるようになった様々な状況に心から感謝したい。そう言えば、人は一生のうちに得る事の出来る「運」は決まっていると言う話誰もが耳にした事がある筈だ。よくラッキィな状況に遭遇すると「これで一生分の運を使い果たしちゃってたりして」と半ば冗談交じりに言った経験は誰しもある筈。まさか・・・私はこれで「一生分」の運を使い果たしてしまったのだろうか!?せめて「一生分の半分」くらいであって欲しいものだと、少々弱気!?に願わずにはいられない(笑)

明日以降、東京迄の航空券の手配やら何やらをしなくてはならない。正直面倒くさいが、こればかりは仕方ないだろう(笑)そう言えば、インド旅行の写真も未だプリントしていない。加えてバックパックもインドから帰って来て放り出されたままの状態だった・・・。ま、気が向いたら「何とかする」と言う事で(笑)