暑い時こそ、敢えて辛いものを食べる!

MALENA2004-07-25

ここ2〜3日、この北の街の気温も(ようやく)30度を越え「真夏日」と呼べる日が続いている。私的には「ああ!やっと夏が来た!」と言ったところだろうか。やはり夏は暑くなければ夏「らしく」ないのだ。とは言え、東京なんかは猛暑どころか酷暑だと聞く。元上司からのメールには「バンコクよりもジャカルタよりも暑い」と書かれていた。先日の東京の最高気温は39度。デリーの7月の平均気温が35度と言う事を考えると、相当の酷暑に違いない。ただ、デリーの暑季は4〜6月迄なので、単純に比較する事は出来ないが、何はともあれ東京に限らず、本州で暮らす方々は大変な夏を送っているに違いない。毎日大変だろうな、と思わずにはいられない。とにかく皆さん頑張って下さい!

週末レンタルした中に、新作が一本だけあったので慌てて!?観て今日返却しに行く。
慌てて観た作品「ONE TAKE ONLY」
香港出身で、タイ在住のオキサイド&ダニー・パン兄弟監督作品。ん?これはオキサイド・パン監督作品か。2年程前に公開された「レイン」と同じパワリット・モングコンビシット(タイ人の名前って絶対に一回では覚えられない!私の場合)主演と言う事で「ちょっとばかり」期待はしていたものの・・・全然良くなかったです。レインは昔の香港ノワールな「かほり」が随所に見られて「懐かしい!」って気持ちになれたものの、ONE TAKE ONLYはバンコクの「暑苦しさ」だけは良かったものの、それ以外は私的には「?」ただし、この兄弟レイン同様作品中に使われている曲の選曲センスはいいな、と思う。何でもパン兄弟は、撮影に行き詰ったらCDを買いに行くと言う話を目にした記憶がある。おそらくクラブっぽいノリで、トランスと言われているジャンルが好きなんだろうな、パン兄弟。そう言えば、私は未だ観ていないが、パン兄弟で最も有名な作品は「THE・EYE」だったか?

返却を終えTSUTAYAを出た途端、起床時間が遅めだったとは言えミネラルウォーター以外口にしていなかった事に気付く。と同時に空腹感が湧いて来る(笑)数十メートル程先に「薬膳スープカレー」の店があった事に気付く。「暑い時は、どうしたって辛いカレーだよねぇ」何て思いと共に店のドアを開ける。スパイスの香りに象が描かれた壁。そこは小さなインドだった(笑)

私の住む街では、ここ数年来「スープカレー」が密かにブームだ。いや、ブームと言うよりはむしろ、既に市民権を獲得した食べ物であると言ってもいいのかも知れない。気付けば街のあちらこちらにスープカレーの店が出没している。最近の出没ぶりは少々過剰かと思えなくもないが。ただし、どの店のスープカレーも基本スタイルは同じかと思う。トリモモ肉に大きめに切った野菜。辛さは店ごとに違うが、それ程辛くは無いように感じる。今日食べた薬膳カレーもそれ程辛くは無かったので、目の前にあった唐辛子系のスパイスを加えて食べる。そして、食べながら思う「夏は辛い食べ物を食べるに限る」と。そう考えてみると、暑い国の食べ物は、辛いものが有名ではないだろうか?インドのカレー。タイのトムヤムクンにカレー。夏がカッと暑くなるソウルでも、夏は敢えて辛い鍋を食べると聞く。暑い時こそ、辛いものを食べて汗を出す事がいいのかも知れない。そんな私は今「暴君ハバネロ」なるお菓子をつまみながら日記を書いているのだが・・・これは単なるお菓子か(笑)脂肪の増加を心配した方が良さそうでならない(笑)