チベットへの道カウントダウン。

MALENA2004-08-04

帰宅すると旅行会社から分厚い封書が届いていた。早速開封してみると、日程表やその他諸々の書類らしい。先ずは日程表にザッと目を通す。(私の場合間違っても熟読はしない、と言うか何故か出来ないタイプらしい・・・)成田空港集合時間は午前7時半。何番カウンター集合とか記載されていたが、実は私は「陸路」で成田空港に行った事は無い(地元の空港から直接成田に来てそのまま乗り継いでいたので)少々早めの行動を心掛けた方が良さそうだ(笑)日程表を手にしたものの、やはりと言うかどうしてもチベット行きの実感が湧いて来ない。いつもそうだが、私の場合出国手続きを済ませて、搭乗ゲートでぼんやりしながら出発案内を告げるアナウンスを耳にする迄は、どうにも実感が湧かないのだ(笑)私の旅は、そこからカウントダウンが始まると言えるのかも知れない。

昨日、私はバックパッカー君に幾つか質問した事を思い出す。一番訊きたかった事は、やはりバックパッカーの旅をするに至ったキッカケだ。バイク乗りだった彼は、いろいろな所にツーリングに出掛けたりしているうちにバックパッカーする事を思い付いたのだそうだ。どうせなら世界を見てみよう、と。また、子供の頃に親戚の叔父さんからタイや東南アジアの話を聞かされてるうちに外国に興味を抱くようになったのだそうだ。私も子供の頃、叔父さんの「インド・ネパール・バングラディシュ放浪記」を聞いて「インドって不思議だなぁ」と思ったし(その頃は訪問したいとは思わなかったが)インドから帰ってから叔父さんの画風(叔父さんは絵描きを生業としていた)がどこかエキゾチックな感じに変貌を遂げた事からも、インドに行くと「何か」が変わるに違いない!と子供心に思ったものだった。故にキッカケなんて言うものは、それ程仰々しくもなければ堅苦しいものでも無いと言えるのかも知れない。ふと思い立った事のちょっと先にあるもの。その「ちょっと先」に一歩踏み出すか、踏み出さないか。踏み出したなら自分が進みたいだけ進めばいい。踏み出したいと思わない時は踏み出さなくていい。何かのキッカケを見つける事は、決して面倒くさい事でも、難しい事でも無いんだよね。

私的には「ちょっとコワイかも!」と思えるような体験も、バックパッカー君は随分とアッサリ且つ淡々と話してくれた(笑)取り敢えず、強盗団に取り囲まれたら「コワイ」と思うけど・・・「うん、交渉すれば大丈夫」って言われてもねぇ・・・(笑)そんなバックパッカー君は今スペイン語を勉強中らしい。確かに語学が出来ればコミニュケーションの幅も広がるだろう。ところで、チベットは中国語よりチベット語なのだろうか?う〜ん・・・せめてカタコトの中国語でも話せればいいのだが・・・知ってる中国語(咄嗟に出るのは広東語)は「こんにちわ」と「ありがとう」と「幾らですか?」くらいだ(笑)飛行機での眠りを拒否(まず無理だが)して、少し中国語の語彙を増やしてみようか(笑)