その「見る目」はかなりの信憑性がある筈。

MALENA2004-09-16

朝の通勤時。地下鉄を降りて会社に向かう私の目に突然飛び込んで来た映画のポスター。少年と子供の虎が向き合うそのポスターを目にして思わず声に出して叫びそうな衝動に駆られる。「か、カワイイってば!虎の子!」と(笑)

その映画は「トゥ・ブラザーズ」と言う映画。公式サイトを覗いてみたものの・・・う〜ん・・・動物に試練や過酷な運命が待ち受けているみたいで・・・。あらすじを見ただけで泣きそうに・・・。

私、実は動物が好きなんですよ(笑)
何でなんだろう?いや「好き」と言う感情に「小賢しい理由」なんて必要無い。好きなものは好き。彼等とコミニュケーションとるのって、案外楽しかったりしませんか?(笑)私達と同じ動物でも、人間と違って言語を用いて意思の疎通をはかるという術を持たない彼等とのコミニュケーションは、時に目だったり、動作だったり、声だったり。優しく接すれば、彼等も嬉しそうに応えてくれるし、叱った時は、落ち込んだり反抗したり。身近な動物以外の動物に接するのも楽しいです(笑)馬や牛や羊やヤギに鹿にトナカイなどなど。馬に追いかけられたり、牛に思いっ切り舐められたり、ヤギにデニムの膝部分をかじられたり(笑)予想も出来ない動作が何とも面白かったりして(笑)「観察」」が大好きな私にとっては、愛してやまない存在と言える動物達。

最近では「アニマルセラピー」と言う言葉もよく耳にする。
動物によって人間の心を癒す治療法。無表情だった老人が動物に触れる事によって表情を取り戻したり。嗚呼、何だか凄く解るな、それ。

人はそれぞれに「好き嫌い」と言う感情をを持ち合せているので、その好き嫌いに対して「いい、悪い」で判断する事は出来ないが、私は動物が「嫌いではない」人と接すると何故かホッとしてしまう。「好き」の人なら何故か嬉しくなってしまう(笑)で、「嫌い」な人はまあ仕方がないとして(笑)「大嫌い」や「死ぬ程嫌い」の人は・・・どう考えても友達にはなれません!(笑)

私は以前、とある人の事が「一瞬にして」好きになってしまった事がある。
その人は、クールで理性の塊のような人で理論派で常に冷静で。でも、その人が放った一言が私の心を一瞬にしてクラッシュさせる。
「昨日ウチのネコが死んでさ、恥ずかしいけどオレその場で泣いちゃったんだよね」
思ってもみなかった言葉に、驚きと戸惑いを隠せなかった。そして、その意外性。その瞬間、私は人間的にその人が好きになってしまったのは言うまでもない(笑)

ちょっと思った事がある。
動物は人間が思っている以上に人間の事を鋭く「観察」していると。
動物は、本能的に自分に敵意や悪意を持っている存在には驚くほど敏感だと感じた事はないだろうか?犬はそんな人を見ると吠えるし、ネコは隙間に隠れるし。それを見て私はつい思ってしまう。「この人はきっといい人じゃないに違いない」と。でも、本当に怖いのは、動物に本能的に「避けられて」いる人。おそらくは、避けなければならない「何か」を本能的に察知しているのだろう。その「何か」を思うと、ちょっと背筋がゾッとしたりしますが・・・。

実は私にはどうにも苦手な動物がいる(笑)
トカゲ系を除く「爬虫類」と「昆虫」(笑)モンシロ蝶がヒラヒラと飛んで来るのを見るや否や逃げ惑う私って・・・(笑)