やっぱり70年代の音楽はいい!

帰宅して何気なくテレビをつけたら、FNS歌謡祭と言う歌番組がやっていた。家事なんかをしながら見ていると、70年代の「歌謡曲」を紹介するコーナーに思わず家事をする手と言うか身体が止まる。私は70年代のファッションや曲が好きだ(笑)いろいろな時代的背景(ヒッピーや全共闘とか)を抱えたこの時代に興味が尽きない。いろいろな曲が短く流れ作業的に紹介されて行くうちに、ある曲が流れた途端「あーっ!」と叫びそうに!?なる。その曲は、ジュディ・オングの「魅せられて」何を隠そう彼女こそ私が生まれて初めて「美しい!」と思った顔の持ち主で、美しい顔は或る意味人々に「感動」さえ与えると言う事を教えてくれた顔だったのだ(笑)まぁ「好み」の問題があるので、万人に感動を与えるとは限らないが(笑)また、子供だった私にこの歌の歌詞は少しばかり「フクザツ」な感情を抱かせる。その歌詞は「好きな男に抱かれながらも違う男の夢を見る」と「優しい人に抱かれながらも強い男に魅かれてく」というところ。妙なドキドキ感と言うか、胸騒ぎと言うか…(笑)全く…困ったガキだ(笑)70年代歌謡の中には、他にも私を困ったガキにしてしまう歌詞の歌が少なくない。サーカスの「ミスターサマータイム」もそうだ。「誘惑」や「あやまち」や「全てを失う」と言った歌詞にドキドキしたのは言う迄もなく。夏休みに学校のプール開放の帰り道、トボトボ歩く私の頭の中に、これらの言葉が重なり合って奇妙なハーモニーを奏でていて、ふと歩みを止めて途方に暮れた記憶がある(笑)でもガキなりに思いを馳せた!?大人の世界に決して嫌な思いを抱いた記憶はない。むしろ早くガキを「捨ててしまいたい」ような思いの方が強かったように思う。そして、十分に大人の年令となった今の私はと言うと…。まだまだ「ガキ」ですね(笑)あれ程捨てたがっていた筈の(苦笑)