極寒の大地から戻って。

数日間滞在した北の島は、例年の如く既に「根雪」だった。こめかみが痛く感じるくらいに冷たい風が吹く北の島だけれども、いつだって変わる事なく「おかえり」と温かく迎えてくれる人達がいる北の島。変わったのは、私が生まれ育った北の島を離れたと言う事だけ。生まれ育った土地を離れてみて初めて思う。故郷って案外といいものなのかもね、と。ただ、あの寒さはどうにも好きにはなれないけれどもね…(笑)私は年末故郷には戻らない。雪を踏みしめるサクサクと言う音の無いお正月。寝正月で終わりそうな気がしないでもなく…(苦笑)