テレビに向かって、一人拍手喝采する女。

勿論今日も見ました。救命病棟24時。
小市慢太郎、やはり、どうにもイイですねぇ〜!って、私ときたら毎週言ってますねこの台詞・・・(笑)

小市慢太郎が、どうにも気になって仕方なかったのか!?政治家役の仲村トオルの事は殆どと言っていい程注目していなかったのだが、今日或る場面の或る台詞を耳にして、私は一人テレビに向かって拍手喝采する事となる。

記者発表の席での発言に対し、秘書はこう言う「責任問題になったらどうするんですか」と。それに対して仲村トオルが言った台詞はこうだ。

「腹括れ!」

か、カッコイイ!!!
イザとなれば、腹を括る覚悟が出来ている人。自分で自分にオトシマエをつける事さえ厭わない人。口にする「だけ」ならば、誰にでも出来る。でも、それを実行する事は、誰にでも出来るモンじゃない。イザとなれば腹括ってやるさ!と言ってはみても、そうそう簡単に腹は括れるモンじゃない。オトシマエも然り。腹を括れば苦しみが伴うし、(仮に)指を詰めれば、血が流れ激痛が伴う。誰だって苦しい事や痛い事は、出来る事なら避けたいだろう。だからこそ、それが出来る人間(ヤツ)は、カッコイイと思えてならないんだよね、私。

「腹を括る」も「オトシマエをつける」も、自分の事は自分で責任をとる、って事。何事に於いても、責任をとるって事は、決して生易しいモノなんかじゃない。私もそうだけど、自分自身に都合のいいように言い訳したり、逃避行為を企ててみたり。腹を括る事も、オトシマエをつける事も、私にとってはエラく「勇気」の要る事。そうそう簡単に出来る事じゃない、私にとっては。それだけに、せめて「無責任」なヤツにはならないようにしようと思う。自分に対しても、そして当然他人様に対しても。こうして文字にするのは、口で言うのは簡単。でも実行するのは難しい。だからこそ心掛けたい。決して自惚れず、傲慢にならずにね。