イスファハンは世界の半分。
「イスファハンは世界の半分」
17世紀に出来たイマーム広場(モスクは後で建てられたんだそうだ)を目にした人々誰もが、その美しさにこの言葉を口にしたんだそうだ。21世紀の今、イマーム広場に実際にこの足で立ってみて思う。数百年の時を経た現在でも、此処はやっぱり美しい場所に違いないと。
どこまでも青い空と、どこまでも深く美しい青色のタイルが息をのむ程美しいモスクと、黒いチャドルを纏った女性達が行き交う風景は当に「ペルシャ」そのもの。私が見たかったイランが、今私の目の前に!
ブルーモスクは本当に美しい。
タイルに彩られたペルシャの青。トルコの青。ピスタチオの緑。サフランの黄色。そして、実際にタイルの緑にはピスタチオが、黄色にはサフランが使われているのだそうだ。自然界に「在る色」の美しさに思わずハッとしたのは言うまでもなく。
もう既に私の駄文は必要ないだろう(笑)
言葉や文字よりも「何か」を伝えられるものがある。「色」もその一つなのかも知れない。