この子たちが大人になった時、この国はどうなっているのだろう。

MALENA2005-05-18

外国人、特に東洋人が珍しいのだろうか?彼女たちは好奇心いっぱいの眼差しでキャーキャー言いながら(笑)柵から顔をのぞかせる。もう思いっ切り笑顔(笑)その無邪気な笑顔は、イスファハンの空に負けないくらいに鮮やかだ。とうとう、先生も生徒に混じって話しかけてくる。私の写真も撮って!と(笑)先生、実物はもの凄く美しい人でした!

この子たちが大人になった時、イランと言う国はどうなっているのだろう。
現ハタミ政権は、観光を外貨獲得産業の一つとして捉えているらしいので、外国人がイランに来る事に対しては比較的歓迎ムードらしいのだが、どちらかと言うと「保守的」な人に政権が交代した場合、外国文化の流入を制限する目的で、観光産業に力を入れなくなる可能性も無きにしも非ず、らしいのだ。ヘタをすれば、観光客の入国人数制限を行うかも知れない。そうなれば、フと思い立ったからと言ってイランに行く事はかなり難しくなってしまう。嗚呼〜行って来て良かった〜!じゃ、なくて(笑)先の事は誰にも判らないが、これからもイランが観光客を受け入れ続けてくれる事を願わずにはいられない。

この子たちが大人になった時、女性たちはチャドルを纏わずに、スカーフも被っていないのかも知れない。でも、素朴でフレンドリーで親切な人々と子供たちの笑顔はきっと変わる事はないんだろうな、と思わずにはいられない。