今回買ったモノ。ヴィンテージモノの生地でサイケな柄のカーテン

今日は朝7時半から仕事をしていた・・・。
朝は苦手なタイプなので、流石にゲンナリ・・・。

そうか、今日は「勤労感謝の日」だったんだよね・・・。

仕事を終え、(喫煙がしたくて)フラリと立ち寄ったカフェ。モニター画面からは「24 HOUR PARTY PEOPLE」が流れていた。この映画、クラブっ子としては音楽も去ることながら、70年代っぽいファッションが好きだったりするワケなんです。

古着のカッコよさに目覚めたのは、確か高校生の頃だったと記憶している。
当時、札幌にはCHICAGOもVOICE無かったが、メインストリートからちょっぴり離れた雑居ビルの地下なんかでひっそりとお店を構える古着屋が数軒あった。くたくたの501にシャツにトレーナーにTシャツ。ヴィンテージモノのドレスに靴にバック。ツィードのジャケットや、襟にミンクがあしらわれたコートなどなど。「な、何て、何てステキな世界っ!!!」所謂DCブランド大好き高校生だった私の目が古着のカッコよさに目覚めた瞬間だ(ちと大袈裟か・・・笑)

その当時、私同様DCブランド大好きっ子で、全身ブランドモノで身を固めて通学していた弟(弟の学校は私服だった)に、私は古着のカッコよさを得々と語る事になる。程なくして弟も古着のジャケットなんかを買うようになった。

そんなある日の事。
弟から相談を持ちかけられる。何でもファッション雑誌の撮影会に行くのだが、はて、何を着て行ったら良いものかと。「好きなブランドの服に、古着ミックスしたらいいんでないの〜(思い切り北海道弁・・・笑)ほら、アレとコレを合わせるとかさ」

そして。
数ヵ月後、とあるファッション雑誌には何と弟の姿が・・・しかも、半ページと言うスペースを使って・・・。その写真の下にはこんなコメントが書かれていた「古着をミックスしたコーディネートがいい」みたいな事が。そ、それって・・・。そのコーディネートを考えたのは、その黒ブチ眼鏡の男(弟)ではなくて、わ、私なんだってばぁーーーっ!と雑誌に向かって叫んだのは言う迄もなく・・・。

そして現在。
やっぱり古着屋巡りが大好きな私と、ラルフローレンやポールスチュアートなどのトラッド系の服を好んで着ている弟。選ぶ洋服の趣味や方向性は180度違うが、唯一共通しているアイテムがある。それは501。お互いに洋服の趣味や傾向が変わっても、501だけはずっと履き続けている。

何だかんだ言っても、血は争えない、ってヤツか・・・(苦笑)