雪道をそろりそろりと歩く

MALENA2006-02-09

バックパックを背負った欧米人のグループに、全身全く隙のない防寒対策を施したアジア系の人たちに、「白い恋人」の大きな紙袋を抱えた日本人と思しき集団。午後の札幌駅は人で溢れていた・・・。あ・・・そうだったか・・・「雪まつり」開催中だったか・・・。

担当変わりで挨拶まわりの為に訪れた北の島。仕事なので、当然ゆっくりと「雪まつり」なんか見物する時間はおろか、友人たちに会う時間(今回は”あずましくない”ので、連絡していない*あずましくない→北海道弁で「落ち着かない」の意味)も無く・・・。まぁ、来月代休取って戻る予定だから、ま、いっか、と。

でも、折角なので一瞬だけ「雪まつり」を見てみる事に。
そして、折角だから雪像の写真を撮ってみる「ナルニア国物語」の。それにしても、よく出来てるよなぁ、雪まつりの大雪像って。でも、会期が終ったら壊しちゃうんだもんなぁ。

今となっては世界中から見物客がやって来る「雪まつり」だが、札幌に住んでいた頃は特に大人になってからは見に行った記憶がない。人ごみと、そして何よりも寒さが嫌だったのだろう。「寒い思いまでして見たくないしぃ」と(笑)

子供の頃は、友達や田舎から出て来た従妹や親戚たちと連れ立って、スキーウェアの上下を着て毛糸の帽子を被ってスキー用の手袋を”はいて”(北海道では手袋は”はめる”ではなくて”はく”と言う・・・)今は無き真駒内会場(自衛隊の駐屯地)の雪の(と言うか氷の)滑り台滑りに行ったっけ。寒い中何時間も待って。あの頃は寒さなんてへっちゃらだったんだろうな。

それが今となっては。
底に滑り止めが付いたブーツを履いていても、雪道をすたすたと歩く事が出来ないワケで・・・(笑)まぁ、昔から冬の間に最低5回は滑って転んで「青痣」つくっていたようなヤツでしたから、そんなモンなんでしょうけどねぇ・・・(笑)