友人曰く「愛郷心はないと思ってたけど」

昨日会った短大時代からの友人は、夕張と言う街の出身だ。かつては炭鉱で栄えた街だが、炭鉱で大規模な事故があった年の新学期には、クラスメイトが一気に半分になった事もあったと言う。彼女自身、幾度となく山間のこの故郷の街が好きではないと言っていた。

そんな彼女が言う「今迄愛郷心はないと思っていたけど、この前フラリと”ゆうばり国際ファンタスティック映画祭”に行ったら、何だか故郷の街の事がいいな、と思えた」と。

特にお目当ての映画があったワケでもなかった彼女だったのだが、「なんとなく良さそ気」と思い観た映画は、タイの「シチズンドッグ」と言う映画だったそうだ。上映会場だった市民会館では、主演俳優(マハーサムット・ブンヤラック)がウクレレを弾きながら出迎えてくれたんだそうだ。それにしても、タイの人の名前って絶対に一回聞いただけでは覚えられない!(笑)

友人曰く「ほのぼのとしていて、音楽も良かったよ。機会があれば是非観てみて」と言っていたシチズンドッグ。ちょっと調べてみたら、この映画東京国際映画祭でも上映されてたんですね。監督は、私は観ていないけれども「怪盗ブラックタイガー」の監督だそうで。これまで数作品観た事があるけれども、タイ映画って結構面白いんですよね〜。