やっぱり70年代の歌!

一昨日の夜は友人とカラオケに行く。
イマドキの歌や英語の歌を流暢に歌う友人を尻目に、一曲目は金井克子の「他人の関係」〆の曲はサーカスの「ミスターサマータイム」と、すっかり懐メロ三昧に終止した私って・・・。

友人は言う「でも、やっぱり70年代の歌っていいよねぇ。歌詞とメロディが」と。そうなんですよっ!70年代の歌は本当にイイんですっ!(笑)

途中、LOOKの「シャイニオン君が悲しい」で血管がプチッといきそうになりながらも(地声が低い私にとって、高音で歌うのは至難のワザ)友人と4時間歌いまくり(笑)高橋真梨子の「COME BACK TO ME フラワーホテルの女客」が歌えたので満足でした。

今日、帰宅して何気にテレビをつけたらスマスマが流れていた。
最後に、70年代の曲を歌うコーナーのようなのがあって、「22才の別れ」をSMAP伊勢正三と歌っていた。嗚呼、この歌も凄くいい歌なんですよね。好きだなぁ。

22才の別れ

22才の別れ

多感な時代を過ごしていた頃、この歌の歌詞を耳にした私は、何故だかもの凄く切なくなった記憶がある。

「さようなら」は今日じゃないと言えなくて。
彼女の22才の誕生日を一緒に過ごした二人は、何故22才で別れ別れになってしまう事になったのだろう。しかも、彼女は彼の知らないところへ嫁いで行くと言う、「あなたは変わらずにあなたのままでいて」と言う思いを胸に。

「五年の月日が長すぎた春と言えるだけです」と言う歌詞が示すように、五年の間にお互いの気持が擦れ違うようになってしまったのか。それとも、答えを出そうとしない彼に彼女が諦めの境地になってしまったのか。でも、少なくとも彼女は未だ彼の事を思っているような気がする。だって、「変わらずにいて」と思っているもの。そして、この気持ちは「もう二度と彼とは会わない」と言う彼女の決意であるようにも思える。

「オトナになると、こう言う事もあるのかぁ・・・。22才になると、誰かと別れたりするんだろうか・・・」と、それ程必要とも思えない心配と共に、思わず溜息をついたセーラー服を着ていた頃の私・・・。やがて22才になった時、別れは・・・やって来なかったような記憶がある。おぼろげな記憶では、おそらく恋愛よりも楽しい事があったのだろう(と言う事にしておこう・・・笑)