「四重苦」に逆らいながら生きる

MALENA2006-04-17

昔から、新しいシャンプーが発売されると、つい、うっかり買わずにはいなれない困った性質の持ち主だ。

満を持して?発売されたと思われる資生堂の「TSUBAKI(ツバキ)」シリーズ。間違いなく、打倒「アジエンス」を猛烈に意識しているんだろうなぁ。「アジエンス」がアジアの美を謳っているのに対し、「ツバキ」は日本の美を謳っている。コピーは「日本の女性は、美しい。」このコピーを目にした日本人女性ならば、誰もが思わずハッと足を止めてしまうよねぇ。「ぉぉっ!このシャンプーで私も美しい日本の女性!」と(笑)

テレビCMも、歴代「プラウディア」のCMに起用された女優陣(とは言っても、ここ数年に起用された20代限定)を起用するなど、「ツバキ」シリーズに対するただならぬ力の入れようがビシビシと伝わって来る。

で、私ですが。
はい、買いました。「日本の女性は、美しい。」のコピーに引き寄せられて(笑)肝心の使用感だが、私的には「アジエンス」と「ほぼ同じ」だが、香りは「アジエンス」の方が好みかも。内容的には、このプライスゾーンのシャンプーとしては、かなり頑張っているんじゃないかと思う。椿オイルのおかげで、髪の毛にツヤが出るし。

私が何故これほど迄に髪の毛に拘るのかと言うと、自分の髪の毛に猛烈なコンプレックスを抱いているからに他ならない。太くて硬くて量が多くて、挙句の果てには生え癖(顔周りの毛が上に向かって生えている)もあると言う「四重苦」の髪の毛・・・。にもかかわらず、ロングヘアでいると言う猛烈な不素直さ。「四重苦」に逆らいながら生きると言う事は、結構なパワーが必要だったりするのだ、しかも「余計」な・・・。

でも。
私自身は、慣れなのか、半ば諦めの境地なのか、ロングヘアでいる事が苦にならない。これから先もずっとロングヘアでいるつもりだ。髪の毛のお手入れを面倒くさいと思ってしまった時点で、女としてオワリ、でしょ。