そして、貧乏神は私に微笑んだ。

MALENA2007-02-13

帰省していた時は別として、この冬初めて空から落ちて来る雪を見たのは夕暮れの山深い街だった。

中部地区を担当するようになって早一年。名古屋の街で外を歩いたのは一度しかない事にフと気付く・・・。この一年の間に名古屋城すら見た事なかったんだよな、自分・・・。仕事とは言え、コレは自分的に絶対にオカシイ!

先週木曜日。急遽週末仕事で名古屋に行かなければならない事が決まる。
あ・・・そうか!週末は連休だったんだ!って事は・・・そのまま旅行こ!!!

と言うワケで、急遽旅の事を考える。
ええと。土曜は仕事早めに切り上げて大須行って、次の日は名古屋城見て・・・そうだ!その足で飛騨高山行こ!!!

飛騨高山は、あの江戸時代そのもののような街並みが見たくて昨年の秋頃一度ざっと調べた事があった。その時思ったのは「意外に遠いんだ」と言う事。岐阜の隣の地区くらいのイメージだったので。欲を言えば、世界遺産である白川郷の合掌集落も見たかったのだけれども、日数も限られている事から今回は諦める事に。

行き先が決まれば後は早かった。
お金が無いワケじゃないけれども、基本的に貧乏旅行好きなので(笑)今回の旅の予算は二泊三日で交通費+宿泊費で15,000円以下に設定する事に。名古屋・高山間は”お得な切符”を利用しても特急なら往復11,800円もする。因みに、東京・名古屋間は会社から支給されている新幹線回数券があるからタダ。一泊4,500円以下の宿と、名古屋から高山迄は高速バス片道2,900円。高山から名古屋迄はローカル線を乗り継いで2,940円。で、15,000円以下の旅のプランが決定。

貧乏神が微笑んでくれたのだろうか。意外にあるものなのだ、安い宿。
名古屋は駅近のアウトバス・トイレのホテルで一泊4,180円。高山はキャンペーンとやらで一泊4,300円のホテルがアッサリと見つかる。交通費+宿泊費で〆て14,320円。

こうして私は冬の高山を旅する事になったのだった。

今回も旅先で音を撮って来ました。準備が出来次第ケロログの方に音をのせて行きたいと思っています。