「飛騨牛ほうば味噌定食」と「高山ラーメン」

MALENA2007-02-22

「飛騨高山」と聞いて思い浮かべる食べ物は何だろう?
お恥ずかしながら「お肉をお味噌で焼く料理、アレ何だったっけ?」レベルの知識しか持っていなかった私。むぅぅ・・・。

高山陣屋ではすっかり長居をしてしまったせいなのか、高山陣屋を後にすると同時にお腹が空く・・・。ホテルを出て直ぐに「みたらしだんご」一本食べたんだけどなぁ・・・(笑)

フと辺りを見渡すと、こじんまりとした定食屋さん風情のお店が一軒。暖簾が出ていたので行ってみる事に。表のお品書きには”飛騨牛ほうば味噌定食”の文字が。あ!そうそう!お肉をお味噌で焼く料理ってコレの事だ!!!
ゴロゴロと戸を開けながら暖簾を潜る。こじんまりとした店内にはお客さんが二人。小柄で気のよさそうなおばさんが迎えてくれた。

飛騨牛ほうば味噌定食」を注文し温かいお茶をいただく。調理場からは食材を刻む包丁の軽快な音が聞こえて来る。調理担当のおばさんと給仕担当のおばさんの間で交わされる他愛ない会話。テレビからは「千の風になって」のドキュメンタリー番組が流れていた。どうって事ないんだけれども、何だかほっとする時間。

程なくして「飛騨牛ほうば味噌定食」が運ばれて来た。
大きな葉っぱの上にどーんと乗ったお肉、玉葱、ししとう、ほうば味噌。白菜の浅漬けに煮物にご飯にお味噌汁。葉っぱの上で炭火によってじっくりと焼かれる食材たち。お肉と玉葱の甘みとしっかりとした味のお味噌は白いご飯に良く合う。朝からお肉ってヘヴィ!?とか思いつつも完食(笑)美味しかった〜。こんなに盛りだくさんで千五百円とは何とも良心的なお店だなぁ、とつくづく。

高山の町ではラーメン店もよく見かけた。
曖昧な記憶では「高山ラーメン」って地味に有名だったような・・・。と言うワケで、昼食はラーメンを食べる事に。前日の夜見かけたラーメン店に足を運ぶと、午後1時を過ぎているにもかかわらず5、6人程の行列が。有名店なのか?と思いつつ15分程待つ。「中華そば・六百円」を注文。数分後に出て来たのは、濁りのない醤油スープに叉焼、メンマが乗った「これぞ中華そば」と言う風情のシンプルなラーメンだった。麺は細麺、スープはあっさり味。こってり系ラーメンが好きな私にはちょっぴり物足りない感もあったが、あっさり系ラーメンが好きにはいいかも知れない。因みに店名は「鼓」だったと記憶している。

思えば今回の旅”も”よく食べたなぁ・・・(笑)