雪国ではおそらく活躍しそうにない乗り物を見る

場所は新宿の交差点。自転車なんだけれども見慣れない乗り物に、ややヨロめきながら乗った男の人が横断歩道を渡って行く。渡りきった所で、男の人は屈みこむような姿勢でその乗り物を・・・な、何と、あっと言う間に”たたんで”しまったのだ!

そして、男の人は何事もなかったように小さくたたまれた乗り物を片手に持って立ち去る。

何か、何か。気になる、あの乗り物。
で、ちょっくら調べてみたところ、その乗り物は「A-bike」と言う乗り物だと言う事が判る。
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何でも、このA-bike持ち運びに便利なのは良いのだが、乗るのが簡単ではないらしく、加えてほんの数センチの段差でさえも衝撃となりコケてしまうんだそうで・・・。デザイン的にはイイ感じなのに、残念だわ。それに、これじゃ雪の降るような地域ではあまり活躍の場が無さそう。

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え〜!梅雨もないし、ゴキブリもいないんですかー!杉花粉もなくて、真夏でもエアコン無しでも大丈夫なんて、北海道ってイイ所ですねー」と、北海道で生活した事のない人たちによく言われる。加えて、自然がいっぱい、食べ物が美味しい、とか。

確かに。
台風も北海道に上陸する頃には温帯低気圧に変わるのがほとんどだから、滅多に上陸しない。会社が終ってからでもスキー場に行ける。など、いい所がある事はある。

でも。
梅雨も、ゴキブリも、杉花粉も、夏場のヒートアイランド現象も、強烈な台風もない代わりに、冬は過酷そのもの。雪が降らなくても、寒さで自転車は11月頃から乗れなくなるし。冬でも快適に過ごせるのは、札幌で地下鉄駅の入り口に隣接したマンションに住んでいる人だけかと。

自分の中では、東京の梅雨から夏場にかけての不快さ(この時期ゴキブリが出没するんだよねぇ)と、札幌の冬の過酷さは”嫌さがイコール”だ。

そんな札幌に来月三年半振りに戻る。
正直、東京に居たい気持ちと札幌に戻りたい気持ちは6:4だが、今は札幌に戻った方がいいのかなぁ・・・今後の事をゆっくりと考えるためにも。