山羊汁とイラブー汁は・・・

MALENA2006-12-14

ラフティ、ソーキ、ミミガー、てびち(豚足)、チラガー、SPAM(ポーク缶)など、沖縄では「鳴き声以外は全部食べる」と言われている豚肉。琉球の昔から食卓に上っていたのかと思いきや、沖縄の人たちが豚肉を食べるようになったのは戦後の事なんだそうだ。

戦後の食糧難の時に、沖縄からハワイに移住した日系人が故郷の食糧難を救済するために豚十数頭を船で送ったのが沖縄の豚肉食文化の始まりだったんだそうだ。へぇ、意外だなぁと思う。

「ゴーヤ」や「もずく」などに代表されるように、沖縄の食イコール長寿・健康食と言うイメージが強いが、実際のところ沖縄では昔ながらの健康的な食事ばかりが食べられているワケでもないらしい。戦後はアメリカが統治していた事もあり、沖縄では結構ファーストフードなんかも食べられているんだそうだ。思えば、那覇の街ではファーストフード店を良く見かけたような気がする。戦争によって沖縄の食文化は大きく変わる事となったのだろう。

ゴーヤやもずく以外にも、沖縄以外では殆ど見かける事のない料理がある。「山羊汁」や「イラブー(海蛇)汁」なんかがそうだ。山羊汁やイラブー汁は、沖縄の人でも好き嫌いがある料理なんだそうで。他にも、パパイヤは果物としてよりは青パパイヤを野菜として食べる事が多いんだそうだ。青パパイヤのサラダなんかは食べてみたいけれども、山羊汁とイラブー汁は・・・(笑)

那覇から東京に戻る日の夜、私は那覇空港のA&W(沖縄のご当地ファーストフード店)でハンバーガーを食べていた。クルクルと螺旋状のポテトを食べながら「今度沖縄に来た時は何を食べようかな〜」と考える私がいた。

沖縄の旅の事を未だ全部書ききっていないが(まだ書くつもりか!?笑)明日の夜から週末を利用してまた旅に出る。おそらくこれが今年最後の旅になるだろう。旅先で感じた事、思った事、考えた事の全てが私の血となり骨となる。今年最後の旅で私の目は何を見、私の耳はどんな音を耳にし、私の心は何を思うのだろう。さてと、旅前日恒例?の準備でもするとしますか・・・(笑)