2006-01-01から1年間の記事一覧
先日、トルコの旅で「旅なかま」になった神奈川のOさんから「そろそろまた旅がしたくなって来ました」とメールが来る。そうだった・・・。今って旅シーズンだったのか・・・。 思えば先月は、初っ端から精神的に奈落の底の更に底に堕ちた出来事があって、辛…
現在、トルコでは人口の約65%が30才以下の人たちで占められているんだそうだ。少子高齢化の波がじわじわと押し寄せて来ている日本に住んでいると、全人口の6割以上が30才以下と言う状況が感覚としてよく分からない・・・。トルコでは、私は既に”年寄…
ウズベキスタン航空のオーバーブッキングの恩恵?で、ビジネスクラスでのフライトとなったイスタンブール〜タシケント。午後9時半、ウズベキスタン航空274便は一路タシケントに向かってトルコの地を後にした。因みに、オーバーブッキングでビジネスクラ…
そのお兄さんは、何やら白い塊を”にゅーっ”と伸ばしていた。一瞬、お餅に見えなくもないその白い塊は、伸びるアイス「ドンドルマ」だった。吃驚するくらい甘いモノが多いトルコのスィーツだが、ドンドルマは比較的サッパリとした甘さで、食感は普通のアイス…
その名称を聞くと、どうにも次には「殺人事件」と言うフレーズが浮かんでしまう・・・或る意味困ったものだ。ヨーロッパからの鉄道が発着するスィルケジ駅のオリエント急行(ORIENT EXPRESS)専用のホームに隣接したレストラン。ちょっぴり早めの夕食のメニ…
一つ角を曲がれば見覚えのある光景が目の前に広がり、更にまた一つ角を曲がれば、またしても見覚えのある光景が目の前に広がる。そんなバザール特有の空気が漂うグランドバザールの一角で、フと気付けば私はまたしても値切り交渉をしていた。一軒目は絨毯屋…
アンカラからイスタンブールに向かうバスの中。猛烈に体調が悪いにもかかわらず、私は”と或る”日本での出来事を思い出していた。「うぅぅ・・・浅草寺のおみくじ当たってたな・・・」 それは、友人と訪れた今年の初詣の事だった。おみくじの内容の中に、旅行…
「どこから来たの?」「どこの国の人?」 「日本からだよ」「日本だよ」 「その目の色はオリジナル?」 「ううん。コンタクトレンズ」トルコの旅の間、何度この遣り取りを交わした事だろう・・・(笑) 一見中央アジアの何処かの国の人にでも見えるのだろう…
モスクの入り口には夕涼み?をする女性と子供たち。軽く会釈すると、「中へどうぞ」と言う感じのジェスチャーをしてくれた。広いモスクの中には、ちょっぴりはしゃぐ子供たちや、女性たちや、お祈りする男性や、静かに時を過ごす男性がいる。同じツアーの人…
夕方、日本時間の今日未明トルコのコンヤ郊外で日本人観光客を乗せたバスが横転し、1人が死亡、24人が重軽傷を負う事故があった事を知る。おそらくパムッカレの石灰棚を見学し、コンヤに立ち寄った後カッパドキアに向かう途中だったのだろう。亡くなられ…
その街は1923年からトルコの首都で、(それ以前のオスマントルコ時代はイスタンブール)一番最初にアンゴラウールを生産した事から、昔はアンゴラと呼ばれていたんだそうだ。そのせいか、街には山羊のオブジェが多いんだそうで。トルコの首都アンカラの…
推定残り時間あと約5分。あと2分はこのまま微妙な状態を維持して、3分を切ったら一気に二千円値切ろう。全部が全部そうではないが、パッケージツアー、しかも格安ツアーの場合は、その行程中に”土産物屋”への立ち寄りが組み込まれているのが厄介だったり…
この場をお借りして。日々の貴重な時間の中で、ここを目にして下さる事に深く感謝します。本当にありがとうございます。ここ数日と言うもの、こんなにも暗い内容であるにもかかわらずここを目にして下さって、コメントを寄せていただいたり、ご自分のコメン…
昨夜、唖然呆然状態だったせいだろうか。目覚ましをONにせずに眠ってしまったらしい。・・・目覚めれば午前10時。思いっ切り遅刻だ。何やってんだ、自分・・・。昨夜のような唖然呆然状態になったのは、おそらく生まれて初めてのような気がする。一体何か…
蛙君は、今日がこの会社での最終出勤日だった。 やだ、どうしちゃったの!?ってくらい終止満面の笑顔だった蛙君。あんなに笑顔の蛙君、こちらに来てから始めて見たような気がする。思えば、丁度二年前の10月の三連休明けから東京に来たんだっけ・・・。 …
低く身を屈めなければ進む事すら出来ない通路。篭りきって冷たく滞留したままの空気。何とも言えない圧迫感。陽の光が射し込む事のないカイマルクの地下都市は、一種奇妙な空気とでも言うか閉塞感を漂わせていた。地下都市と言う事もあり、ここは夏でも気温…
フと見上げた空は秋の空の色だった。思い切り深呼吸してみる。少し強い風が心地いい。東京でこうして空を見上げたの久し振りだな・・・。ようやく心の余裕が戻りつつあるように感じたので、またここに文字を書いて行こうと思った次第です。意外に早く戻って…
トルコの旅の事未だ書ききれてはいませんが・・・。ちょっと「はてな」と「ケロログ」をお休みしようと思っています。 明日からは好むと好まざるにかかわらず多忙週が始まってしまう事と、このところ仕事で結構なプレッシャー(先々月から担当になった売場の…
数日前、テレビ東京で世界遺産を旅する番組をやっていた。 九寨溝、マチュピチュ、サハラ砂漠。光によって湖面がさまざまな色に刻々と変化する九寨溝の池。深い霧が一気に晴れて姿を現すマチュピチュの空中都市。光と風によってその姿を変え続ける砂丘。この…
その土地の名前は、トルコ語で「美しい馬の国」と言う意味を持つんだそうだ。へぇ、”馬”かぁ・・・。その地名を初めて耳にした時、思わず「河童」の姿を思い浮かべてしまった私としては、「馬」の登場にちょっぴり動揺を隠せなかったワケで。って、よくよく…
トルコはイスラム教国である。そして、トルコはイスラム圏の国で唯一政教分離の体制を布いている国でもある。スカーフを被った女性は余り見かけないし、チャドルを纏った女性はごく稀にしか見かけない。むしろ、キャミソールやローライズのデニムを穿いてい…
その街は海抜1,200メートルのところにあり、小麦やパスタ製造の工場が多く、人口の割には街の面積が広いんだそうで、平地である事から、トルコの他の街よりも自転車に乗っている人が多いんだそうだ。メブラーナ教会を見学する為に訪れたコンヤの街は、昔はイ…
数年前、トルコで大規模な地震が発生したと言う報道を目にした記憶がある。聞くところによれば、日本同様トルコも結構な地震大国なんだそうだ。パムッカレからコンヤに向かう途中に立ち寄ったディナルと言う街も、数年前の大地震の時に、モスクのミナレット…
その地名はトルコ語で「綿の城」と言う意味を持つんだそうだ。遠くから目にするその光景は、乾燥した大地に突如として現れた雪山のようだった。ちょっぴり不思議な、と言うか奇妙な景観。当に「奇観」と呼ぶに相応しいパムッカレの石灰棚。この石灰棚の窪み…
古代ローマ時代、エフェソスの街に暮らす殿方たちは、仕切りが無く横並びで、空を仰ぐ事の出来る何とも解放的なトイレで用を足していたんだそうだ。便器の下には水が流れており、トイレの前にはプールが併設されていて、今で言うところの水洗トイレ&ウォシ…
食べる予定はなかった筈なのに・・・。食べちゃいました、ジンギスカン(笑) 生ラムロースでタレに漬け込んであるせいか、殆どしないんですよねぇ羊臭!美味しくいただきましたとさ(笑)先週末より連休を利用して札幌に帰省していた。 この時期の北海道っ…
トルコのホテルでの朝食には必ずと言っていいほどオリーブの実が置いてあった。トルコの人は、オリーブの上に細かく刻んだ唐辛子とオリーブオイルをかけていただくんだそうだ。試してみたが、オリーブオイルをかけ過ぎさえしなければ美味しい食べ方である事…
その海の名前を初めて耳にしたのは小学生の頃だった。 当時オトナたちの間では、ポールモーリア楽団の曲が流行っていたらしく(今は、”オリーブの首飾り”がマジックのバックミュージックの定番?みたいになっているけど。笑)私の家にもLP(懐!)があって時…
イスタンブールからチャナッカレ迄は、途中海峡を越えて約4時間の道のりだった。向日葵畑が続く大地の道端では西瓜なんかが売られている。空の始まりに向かって続く向日葵畑の風景を見ていると、嗚呼、きっとこう言う風景の事を大地って言うんだなとフと思…
モスク前の広場には鳩、鳩、そして鳩! 一羽が不意に飛び立つと、周りの鳩たちもつられて?一斉に飛び立つ。この光景は世界共通なんだな(笑)トルコ初日イスタンブール。 旧市街にあるブルーモスク(スルタンアフメットジャミィ)とトプカプ宮殿を見学した…